千春の婚礼 新・御宿かわせみ

平岩弓枝(著者)

• 販売会社／発売会社: 文藝春秋
• 発売年月日: 2015/01/10
• JAN: 9784163901879

商品レビュー

2016/07/05

長年読んでるシリーズ新刊みっけ（最新刊はもうひとつ“お伊勢まいり”というのがでてるらしい）

読了。五編、宇治川屋の姉妹/千春の婚礼/とりかえばや診療所/殿様は色好み/新しい旅立ち

うーん。千春の婚礼もあっさりと過ぎたな。もっと数回に分けて事件が起こって。。ってなるかと。
やっぱ東吾×るいの時代のほうがおもしろかったなあ。
麻太郎のお相手はこの一条結子が絡んできそうね。
人情噺も捕り物色も、薄くなっちゃったもんな。
平岩さんは、どのあたりまで描くつもりだろう。生涯書ける限りは、創造していくつもりなのかなあ。それとも、あたまの中には、東吾が戻ってくるシーンまで、できあがっているのかしら。
まあシリーズファンにとっては、この1冊はおめでたいことも多くてよろしい。最新刊もはやめに入手しよっと。

2016/01/19

内容（「BOOK」データベースより）

「かわせみ」の若者たちに訪れた転機。結婚前の不安や憂鬱を乗り越え、無事に祝言を挙げた千春。そして麻太郎には新たな旅立ちが―。「明治のかわせみ」第五弾。

28年1月17日~19日

2016/01/10

千春の婚礼はあっけなかったし、高市だか一条だかは女中を口説いたり、妊婦の花世につきまとってみたり（なぜ？）、麻太郎は見合い話から一転、5年間の留学話が出て慌ただしく出発しで、なんじゃこりゃ？？？ なんか、すべての話が唐突、かつ中途半端で終わってしまった感じが・・・ （前巻の感想で「次はもういいや」と言いつつ読んでしまった自分に苦笑）