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雨降りだからミステリーでも勉強しよう ちくま文庫
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雨降りだからミステリーでも勉強しよう ちくま文庫

植草甚一(著者)

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雨降りだからミステリーでも勉強しよう ちくま文庫

1,650

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2015/01/01
JAN 9784480432421

雨降りだからミステリーでも勉強しよう

¥1,650

商品レビュー

3

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2024/07/22

ちくま文庫 植草甚一 雨降りだからミステリーでも勉強しよう 海外の新人ミステリー作家の書評。採点厳しめ。著者の書評ポイントは、作品の滑りだしの文章、結末に至るプロット、人物描写など 書評より面白かったテーマ *イアンフレミングの「想像力だけでスリラーを書くのは無理であり...

ちくま文庫 植草甚一 雨降りだからミステリーでも勉強しよう 海外の新人ミステリー作家の書評。採点厳しめ。著者の書評ポイントは、作品の滑りだしの文章、結末に至るプロット、人物描写など 書評より面白かったテーマ *イアンフレミングの「想像力だけでスリラーを書くのは無理であり、体験が必要」という話 *シムノンの「小説を書くには、登場人物と同じように生きなければならない」という話 *400冊以上のミステリーを書いたジョンクリーシーの小説を書くためのアドバイス イアンフレミング 「尊敬されるために書くのか、金をもうけるために書くのか、けじめをはっきりさせておかなければならない。ぼくは遊びたいし、そのために必要な金がほしいから書くのだが」 「ハメットやシムノンのようにいい知恵は浮かばないにしろ〜実際には起こりそうもないけど、やっぱり起こる可能性はあるという現実社会とのつながりを失わないようにしていく」 「体験がどうしても必要〜想像力だけでスリラーを書くのは無理だ。友人の経験談、新聞記事が想像力とむすびつき、資料調査を充分にやれば、書きたものに真実味が加わる」 シムノン 「小説を書くには登場人物と同じように生きていかなければならない〜登場人物を通して自分の気持ちを語りたいわけではない」 「自分を分析したことはない、ぶんせきするのは批評家であり、自分のことは構わない性質だから、小説のなかに入りこんでいくことはない。他人を理解しようとしているのであって、自分を理解しようと思わない」 ジョンクリーシーの小説を書くためのアドバイスのうち面白いもの *調べるのは書き上げてから、先にやるのは損 *こうして完成したら、忘れてしまうこと〜忘れるための最良の方法は、つぎの作品に着手すること

Posted by ブクログ

2017/07/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

欧米文学評論家、植草甚一さんによる海外ミステリー書評集。文庫版にして600ページ近い圧倒的なボリュームに加え、巻末には作者名・作品名が併記された索引もついてます。 調べてみたら、この本のオリジナルは1972年出版だったようで、つまりこの本で紹介されている海外文学も必然的にそれより少し前の時代、1950年から1960年代の作品ということになるわけです。 この本で紹介されている作品は、当時はほとんどが翻訳されていなかったようですが、今はだいぶ翻訳が出ているようです。この本を参考に買ってみた文庫サイズのミステリーもいくつかあります。 なにぶんにも読みごたえのありすぎるブックガイドなので、一気に読み切って参考にするというより、折を見てどこかのページを開き、面白そうな作品を掘り起こす、という使い方をするのがいいのかなーと思います。

Posted by ブクログ

2015/09/22

2015/9/22図書館から借りた。 久しぶりに、植草甚一を読みたくなり、図書館で見つけて借りた。なんとなく、読み進めてしまう。

Posted by ブクログ

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