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スコット親子、日本を駆ける 父と息子の自転車縦断4000キロ
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 紀伊國屋書店出版部 |
発売年月日 | 2014/12/01 |
JAN | 9784314011235 |
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スコット親子、日本を駆ける
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スコット親子、日本を駆ける
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商品レビュー
4.1
9件のお客様レビュー
インテルに勤める41歳のアメリカ人の父と8歳の息子の67日間日本縦断自転車旅行記 妻はニューヨークの国連で勤務する日本人で、他に2歳の娘もいる。 自転車旅行の過酷さと人々の優しさに触れられ 随所で日本人も知らない日本の文化や地理、歴史にも触れられる。 冒険心を掻き立てられ、仕事...
インテルに勤める41歳のアメリカ人の父と8歳の息子の67日間日本縦断自転車旅行記 妻はニューヨークの国連で勤務する日本人で、他に2歳の娘もいる。 自転車旅行の過酷さと人々の優しさに触れられ 随所で日本人も知らない日本の文化や地理、歴史にも触れられる。 冒険心を掻き立てられ、仕事よりも家族と一緒に過ごすことの有り難みが感じられる。 ページ数は多いが一気に読める。
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本書は、41歳のアメリカ人男性が、8歳の息子と一緒に67日間をかけて自転車で日本を縦断したノンフィクションです。私が現在39才、長女が6歳なので、2年後には彼らに追いつくことになります。しかし、8歳の長女を連れて、自転車で日本を旅行するなど、正直想像できません。 著者であるスコ...
本書は、41歳のアメリカ人男性が、8歳の息子と一緒に67日間をかけて自転車で日本を縦断したノンフィクションです。私が現在39才、長女が6歳なので、2年後には彼らに追いつくことになります。しかし、8歳の長女を連れて、自転車で日本を旅行するなど、正直想像できません。 著者であるスコット氏はインテルに勤務するエリートサラリーマン、奥さんは国連の事務職員です。タフツ大学のロースクールで出会い国際結婚、ニューヨークに居を構える、いわば恵まれた上流階級です。スコット氏は、長男であるショウ君が生まれたあと、3週間の国外出張に出かけますが、もっと子供と過ごす時間を大事にしたいと考え、8年後に冒頭に述べた冒険を企画します。インテルも休職を許可し、国連その他さまざまな機関から支援を得ました。これは普通の人ではなしえないことだと思います。 当然奥さんは反対、行く先々でも「8歳の子供にそんなことができるのか?」と疑問の目を向けられます。ショウ君は最初は癇癪を起こしてヒステリックになる局面はあるものの、旅の終わりには心身ともに成長し、頼もしい存在となっています。 本書の半分は、北海道でのサイクリングに紙幅が割かれています。あまりにも北海道編が長いので、北海道を脱出するところで話が終わってしまうのではないかと思いました。北海道に紙幅が割かれているのには3つの理由があると思います。①旅の最初であり、スコット親子の不安心理が描写されていること、②北海道の大自然が素晴らしすぎること、③北海道のホスピタリティーが底抜けであること、です。誰しもがこの奇妙な親子を応援し、食料、宿泊場所を喜んで提供してくれています。 本州編に移ると、旅慣れてきたこと、人々のホスピタリティーが割と本州じみてきたこともあって、淡々と進んでいきます。それでもなお、ずぶ濡れになった親子を迎えてくれる宿泊施設の支配人や新潟のトライアスリート、おなじく自転車で日本一周中の壮年の男性など、さまざまな人との出会いと別れが描写されています。 なかなか文章だけでは伝わらないと思われるのが、日本アルプスの山越えです。子供を引き連れた自転車で山道を上り下りする辛さは、相当な語彙をもってしても伝えることが難しいと思います。 彼らは見事走破します。白川郷や郡上八幡などの世界遺産を後にし、広島で原爆の悲惨さを体験し、サイクリストの聖地しまなみ街道を抜け、ゴールである九州は佐田岬まであと一歩というところまで迫ります。 旅の終焉を目前に控え、寂しさがこみ上げてきます。旅が終わるときのこの感傷は、私も久しぶりに感じました。 後日談として、スコット氏はインテルを退職し、家族で旅を続けていることが語られています。
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8歳の息子とパパの日本横断自転車の旅。とても面白くて時に感動して涙が出ました。厄介な8歳児との旅にイライラしたり、不注意からのケガに悪態をついたり正直な気持ちが書かれていてとても好感が持てました。無難にキレイにまとまってなくて読み物としても面白かったです。北海道の経験が衝撃的だっ...
8歳の息子とパパの日本横断自転車の旅。とても面白くて時に感動して涙が出ました。厄介な8歳児との旅にイライラしたり、不注意からのケガに悪態をついたり正直な気持ちが書かれていてとても好感が持てました。無難にキレイにまとまってなくて読み物としても面白かったです。北海道の経験が衝撃的だったのか半分以上が北海道でページが埋まったていましたが、他の都市での出来事ももっと詳しく読みたくなりました。
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