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家族よ、ボケと闘うな!
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家族よ、ボケと闘うな!
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商品レビュー
4
5件のお客様レビュー
「家族が負けてあげれば、ほとんどが 解決する」(本書P5) 家事を人生論にまで高めた画期的な本 『家事か地獄か』(稲垣えみ子)で 本書を知った。 「ヒントをくれたのは、愛媛県西条市の職員として 認知症の問題に取り組んでいた近藤誠さんという 方だった」(『家事か地獄か』P122...
「家族が負けてあげれば、ほとんどが 解決する」(本書P5) 家事を人生論にまで高めた画期的な本 『家事か地獄か』(稲垣えみ子)で 本書を知った。 「ヒントをくれたのは、愛媛県西条市の職員として 認知症の問題に取り組んでいた近藤誠さんという 方だった」(『家事か地獄か』P122) 「近藤さんは、認知症を恐ろしい病にしているのは、 我々の生き方そのものに原因があるんじゃないか というのだ」(P123) 稲垣えみ子の本で取り上げた「ナン・スタディ」の 話は本書P15で出てくる。 「脳にアルツハイマー病変が出現しても 認知症を発症しなかった」修道女の話だ。 「大切なのは、暮らしそのものであり、環境」 「そして『不安』を取り除くこと」 画期的な話だ。 また本書「エビデンス主義は誰を幸せにするの?」(P148) は面白かった。 「認知症はまったく予測不能な病気だ。だから面白いのだ」 「認知症の場合、そもそもエビデンスなどないのかも知れない」 そもそも同じ人でも、時と場合で対応が変わるのが 認知症なのだから」 君、魔法でも使っているんじゃないか⁉️と目を瞠る ような介護の達人に出会うことがあるという。 「声かけのタイミング、距離の取り方、視線の合わせ方など 本当に絶妙な対応が出来る人がいる」 「介護の達人の場合、相性が合わなければさっさとあきらめて バトンタッチ」 相性という視点がいい。 そして若くてチャラい男性社会福祉士と入浴拒否のおばあちゃん との話が面白い。 なんとなく想像できそうだし、相性が合えばありうるような話。 認知症の人との接し方にこの視点は大事な気がする。
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認知症を怖がらない世の中を創っていくのは容易いことではありません。 認知症を社会全体で学ぶところから将来、日本に住んでいて良かったと思えるようなコミュニティーを増やしていけたら、100年時代といわれるこの時代も住みやすくなりますね。 ありがとうございました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「家事か地獄か 最期まですっくと生き抜く唯一の選択」 https://booklog.jp/edit/1/4838732414 の本の中で、この本が紹介されていて、図書館にリクエスト。 認知症の早期発見は、良し悪し。 本人の症状を見ずに、杓子定規に薬を与えてしまって、かえってボケを進行させてしまうことも。 本人、実は家族が、何に困っているのか、それに対応して薬を使えるような医療が理想。 年をとれば、ボケるのはあたりまえ、老化現象。 施設に閉じ込めるのではなく、回りで共存して支える社会の仕組みが望まれる。 P37 トボトボと前屈みに歩く、まったく元気のないおじいちゃんが病院にやって来たなら… ・精神科の医者は、「うつ病」 ・神経内科の医者は、「パーキンソン病」 ・認知症専門医は、「レビー小体型ないしアルツハイマー型認知症」 ・脳外科医は、「多発性脳梗塞」 診断名は、唯一絶対ではなく、医者によって、病気の時期によって大きく変わることがある。 母が81才、義父が82才、今のところ元気ですが、近い将来どうなるか…難しいですね。
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