商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2014/12/01 |
JAN | 9784122060562 |
- 書籍
- 文庫
ビートルズの真実
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ビートルズの真実
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商品レビュー
3.8
5件のお客様レビュー
下世話な話もてんこ盛り。より立体的にメンバーの人物像に迫れてる。逆にスゲーなオノ・ヨーコとか思ったり。
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知らない話が一杯で十分楽しめました。「Norwegian Wood」が「Knowing She Would」だったなんて。爆笑しました。こんな話がてんこ盛りで、また聴きたくなってしまいました。
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2人のビートルズマニアによる対談です。文庫本で570ページ以上ある力作です。 本書の共著者の一人、遠山修司さんは1970年生まれ。つまり、ビートルズが解散した年に生まれています。ビートルズが現役だった時代を経験していないにもかかわらず、熱烈なビートルズファンとなり、それが高じて...
2人のビートルズマニアによる対談です。文庫本で570ページ以上ある力作です。 本書の共著者の一人、遠山修司さんは1970年生まれ。つまり、ビートルズが解散した年に生まれています。ビートルズが現役だった時代を経験していないにもかかわらず、熱烈なビートルズファンとなり、それが高じてイギリスに移り住んでしまったそうです。 そして、リバプールやロンドンに居を構え、大勢のビートルズ関係者と直接コンタクトをとり、ビートルズの「真実」を探るための活動を続けてきたようです。自ら現地で取材やリサーチをしているだけあって、本書での発言には説得力があります。ビートルズに関するエピソードは世間で山ほど紹介されていますが、そのうち何が俗説で、何が信頼できる事実なのか、しっかりと切り分けて語っています。 もう一人の共著者、里中哲彦さんは1959年生まれ。翻訳家、塾講師、文筆家など多彩な活動をしている人です。ビートルズに造詣が深いだけでなく、音楽文化全般に精通しているようで、その知力を生かして、遠山さんの膨大な取材・調査経験を上手に引き出し、対談を極めて面白いものにしています。 前半部分では、ジョン・レノンやポール・マッカートニーらメンバーの生い立ち、メジャーデビュー前のライブ活動や人間関係、マネージャーとなるブライアン・エプスタインとの出会いなど、ビートルズが有名になるまでの話が克明に解説されています。 出身地のリバプールや、デビュー前の活動拠点だったドイツのハンブルクなどの当時の状況なども描写されており、情景が思い浮かべやすいです。後半部分で語られている歴史的な成功から解散に至るまでの経緯も、実にスリリングで興味深く読めます。 とりわけ好感が持てたことの一つは、一般に広まっている誤解や俗説を打破すべく、より丁寧な解説を試みている点です。例えば、「バンド末期、そして解散後にジョンとポールは不仲だった」といったようなイメージがありますが、2人の関係を様々な記録や証言をもとに振り返ることで、そういった単純化されたイメージが払しょくされます。 また、メンバー4人それぞれのキャラクターについて、一面だけにとらわれない多面的な分析をしています。 本書の冒頭では、多数のビートルズ関連書籍のうちで、信頼できる本を何冊か紹介しています。(その多くは、もっとマニアックな本です)。本書を読んだ後にそれらの一部を読んだら、さらにビートルズについての理解を深めることができました。 なお、著者2名は、同じく共著で姉妹本『ビートルズを聴こう- 公式録音全213曲完全ガイド』という本も出しています。ビートルズの曲については、そちらの本のほうが詳しいです。
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