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天鬼越 蓮丈那智フィールドファイル Ⅴ
1,650円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2014/12/22 |
JAN | 9784103291428 |
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天鬼越
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商品レビュー
3.4
23件のお客様レビュー
蓮丈那智シリーズ最終巻。北森先生作2編と浅野先生作4編。浅野先生、書籍として世に出してくれてありがとう!の感謝とともに読了。民俗学の奥深さとミステリの融合が素晴らしいシリーズでした。内藤さんの講座、受けてみたいですね。
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真贋よりも、作られた意図こそが重要。 正史だって勝者の意図が反映されているのだから、確かに。 北森氏の遺作と、浅野氏の作品の混合短編集。 那智先生のミクニに対する評価が心なしか優しい気がします。
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目次 ・鬼無里(きなさ) ・奇偶論(きぐうろん) ・祀人形(まつりひんな) ・補堕落(ふだらく) ・天鬼越(あまぎごえ) ・偽蜃絵(にせしんえ) 『鬼無里』と『奇偶論』が生前著者が書いたもの。 『天鬼越』は遺されたプロットを基に浅野里沙子が書いたもの。 残り3作は浅野里沙子が書...
目次 ・鬼無里(きなさ) ・奇偶論(きぐうろん) ・祀人形(まつりひんな) ・補堕落(ふだらく) ・天鬼越(あまぎごえ) ・偽蜃絵(にせしんえ) 『鬼無里』と『奇偶論』が生前著者が書いたもの。 『天鬼越』は遺されたプロットを基に浅野里沙子が書いたもの。 残り3作は浅野里沙子が書いた新作。 まず、『天鬼越』を読んでの違和感。 地の文ではいつも「内藤」と書かれていたはずなのに、地の文で「三國」はおさまりが悪すぎる。 と思ったら、ドラマ用のプロットで、北森鴻自身がこのような表記にしていたことを尊重したとあとがきに書かれていたので、まあ、しょうがないか。 私としては、昔の風俗風習をなぞるように、現在の事件が起きることによって、人間ってものは変わらんのだよなあ、って思いながら読んでいたので、そういった意味ではさすがに公私にわたるパートナーであった浅野里沙子の作品はポイントを外していないと思う。 ただ、ミステリとして読むと『祀人形』も『補堕落』も犯人が絞られているので、謎が弱い。 最後の『偽蜃絵』は、「偽」とか「蜃気楼」の文字から、偽北森鴻となった浅野里沙子の思いを感じた。 また、謎の男についても、ミステリ好きならすぐわかるであろう謎で読者をニヤリと笑わせてシリーズを終えるという構成も、よかったと思う。 きちんとシリーズの始末をつけてくださって、関係者の皆さんに感謝します。
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