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寝ぼけ署長 山本周五郎長篇小説全集第二十三巻
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寝ぼけ署長 山本周五郎長篇小説全集第二十三巻

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寝ぼけ署長 山本周五郎長篇小説全集第二十三巻

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2014/11/27
JAN 9784106440632

寝ぼけ署長

¥1,650

商品レビュー

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2018/05/14

ある街では犯罪が少なく、署長が寝てばかりいても務まると思われていたが、その署長が転任になると犯罪が増えた。つまり、陰で署長が犯罪を起こさないように手を回していたという回顧録から話は始まります。 例えば9.11の時、飛んでくる飛行機を事前に察知し、迎撃に成功していればその時の大統...

ある街では犯罪が少なく、署長が寝てばかりいても務まると思われていたが、その署長が転任になると犯罪が増えた。つまり、陰で署長が犯罪を起こさないように手を回していたという回顧録から話は始まります。 例えば9.11の時、飛んでくる飛行機を事前に察知し、迎撃に成功していればその時の大統領は英雄になったかもしれないけど、もっと事前に情報を把握し、危険な時期に飛行機を制限していたらどうだろう。 何も事件が起こらなかったら、たぶん、英雄どころか、移動が必要だった市民や航空機業界から大バッシングされていたと思う。 おそらく、本当に有能な人というのは、問題解決能力に長けているのではなくて、問題を起こさない能力に長けているんだけど、そういう人は評価されにくいのが現実ですね。ただ、そういう人を見抜ける人にはなりたいものです。 全体的に懲悪勧善の普通のミステリーなんだけど、なにぶん書かれたのが1940年代と古いので、わからない表現が多くいちいち物語を追うのに水を差されたのが残念。 そう思うと、訳者の工夫で新しい時代に適応させることができる外国文学と違い、古い母国語の名作を時代を超えて読み継ぐのは余計に難しいかもしれないです。

Posted by ブクログ

2015/11/08

羽生善治が薦めているのを見つけて読んだ。もっと無能な人の話だと思っていた。ものを知っているっていいなと思う。

Posted by ブクログ

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