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福も来た パンとスープとネコ日和
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福も来た パンとスープとネコ日和

群ようこ(著者)

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福も来た パンとスープとネコ日和

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川春樹事務所
発売年月日 2014/12/01
JAN 9784758412513

福も来た

¥1,540

商品レビュー

3.7

76件のお客様レビュー

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2024/11/08

パンとスープとネコ日和がシリーズものだとつい最近知ったので、続きを借りてきた。 全く事件など起きない、分かりやすいヤマもオチもない、ほんとただの日常を文章にしたかのような空気感。 ほんわかといえばほんわかだし、のんびりですねえ。 アキコさんが50代なのに全く古風な考え方をしてい...

パンとスープとネコ日和がシリーズものだとつい最近知ったので、続きを借りてきた。 全く事件など起きない、分かりやすいヤマもオチもない、ほんとただの日常を文章にしたかのような空気感。 ほんわかといえばほんわかだし、のんびりですねえ。 アキコさんが50代なのに全く古風な考え方をしていないのもあって、読みやすい。 私の住んでるところは田舎なので、50代でこんなおおらかな人がいるイメージが湧かない。 結婚は?子供は?会社辞めるなんて、事業やるならもっと考えないと、とか 喫茶店のママみたいな、タナカさんみたいなお節介な人たちばかりがいる年代なイメージしか無い。 それゆえにアキコさんがあれこれ悩んだり、悲しんだりしつつも、日々を一歩ずつ踏みしめて過ごしている姿を見ると、静かな驚きを感じる。 スープの色もいいし、なんなら追加料金でサンドイッチひとつ追加も出来ますよ、的なシステムはどうかしら? めいちゃんのように沢山食べたい人だっているだろうし。 個人のお店って別になにか思うことは無かったんだが、この作品を読めば読むほど、そのオーナーの生き方や価値観がそのままお店に反映されるんだなあと感じた。 内装は分かりやすいけど、メニューの味にまで影響を及ぼすとは思わなかった。でも、そっか、そりゃそうだよな。 アキコさんがお母さんの意志を受け継いでほぼ同じ路線でお店をやらなくて良かった。 母と娘、性別が同じってだけで私はどこか同じように振る舞わなければならないと思っていたけれど、そんなこと全く無いんだね。 違う人間だもの、そりゃそうだよね。 特に取り立てて盛り上がることもなければ、新しくネコが来るまで1冊丸々かけるというのんびりペースだけど、その現実と似たくらいの時間の進み方が、ゆっくりと自分の思い込みに気付かさせてくれて、おもしろい。 このシリーズを読み進めるのが楽しみ。

Posted by ブクログ

2024/08/28

やっぱり読んでてほっこりする。 今回は喫茶店のママとの話もたくさん出てきます。最初は「もう閉めるの?」とか「お嬢ちゃん商売」とか嫌味言ってきて嫌な人だなと思ってたけど、実は素敵な方だった。主人公が嫌味に怒らず丁寧に関わったことで、ママさんの人柄を知ることが出来ました。ママさんの...

やっぱり読んでてほっこりする。 今回は喫茶店のママとの話もたくさん出てきます。最初は「もう閉めるの?」とか「お嬢ちゃん商売」とか嫌味言ってきて嫌な人だなと思ってたけど、実は素敵な方だった。主人公が嫌味に怒らず丁寧に関わったことで、ママさんの人柄を知ることが出来ました。ママさんの紹介してくれたイタリアン行ってみたくなる。 しまちゃんも相変わらず良い子だ。気が利いて、礼儀がしっかりしてて、だけど出しゃばらない。お店の雰囲気にもぴったりです。猫の写真撮りためて、見せてあげるのも可愛い。 主人公の休日の過ごし方とか、丁寧な暮らしが垣間見れて、真似したくなる。猫が増えて、これから賑やかになりそうな予感。あとはお寺の方たちとの交流も気になるところ。

Posted by ブクログ

2024/06/06

妻から、新幹線の中で読むのにちょうどよさそうな(長さと重さの)本を借りてきて欲しい、というリクエストを貰って借りてきた2冊のうちのもう1冊。(ついでに自分も読んでみた。) シリーズものなのに第二弾からよむ形となったけど、幸い、経緯が分からなくて困ることはなかった。 「かもめ食...

妻から、新幹線の中で読むのにちょうどよさそうな(長さと重さの)本を借りてきて欲しい、というリクエストを貰って借りてきた2冊のうちのもう1冊。(ついでに自分も読んでみた。) シリーズものなのに第二弾からよむ形となったけど、幸い、経緯が分からなくて困ることはなかった。 「かもめ食堂」と似た風味か。こういうスローライフに憧れる気持ちもあるけれど、(閉店時刻こそ早目だけど)結構忙しそうでもある。 自分自身は、猫派というよりは犬派なので、「猫可愛がり」への共感は然程ないけれど、子供の頃、迷い子猫を2ヶ月だけ飼ってたら、父親が勝手に遠くに捨てて来た事件を思い出した。今でもその日付を覚えているくらいなので、それなりにショックを受けたのだと思う。 アキコさんもしまちゃんも、いかにも、「まじめに生きる市井の人」という感じで、こういうひとが、ひとから出し抜かれたり、ひとに利用されたりすることなく、幸せに生きることができたら、それはきっといい社会なのだろうと思う。

Posted by ブクログ

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