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羊が一匹、羊が二匹 ぐっすり眠れる羊のはなし
2,310円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 技報堂出版 |
発売年月日 | 2014/12/01 |
JAN | 9784765542470 |
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羊が一匹、羊が二匹 ぐっすり眠れる羊のはなし
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今年は未年です。何を今さらと言われるかもしれませんが、羊の年にふさわしいテーマの本があります。著者は、上方文化評論家で関西の大学で非常勤講師を務め、様々な所で「上方」に関する情報発信しているそうだ。 羊はいつ日本に来たのかと言うと、正確には分からないが、「日本書紀」に手掛か...
今年は未年です。何を今さらと言われるかもしれませんが、羊の年にふさわしいテーマの本があります。著者は、上方文化評論家で関西の大学で非常勤講師を務め、様々な所で「上方」に関する情報発信しているそうだ。 羊はいつ日本に来たのかと言うと、正確には分からないが、「日本書紀」に手掛かりがあり、599年に百済(今の朝鮮半島にあった国)から船でやって来たとある。到着後の事に関しては分からないとあり、無事に生きながらえたのかは定かではない。2匹だけだったので群れがいないと心細くなる羊だけに短命だったのかなと思ってしまう。 言われてみれば、「???」と思ってしまう言葉がある。それは、羊羹(ようかん)だ。小豆を使った和菓子なのにどうして羊が関係するのか。歴史をたどると羊羹は、羊の肉を煮た熱いお吸い物(羹 あつもの)だった。しかし、鎌倉から室町時代になって、肉食を忌み嫌うようになり、小豆に変えて今の姿になったとある。そうでないと、獣肉をあまりたしなむことのない多くの日本人の口には合わずにマイナーな存在になっていたことだろう。 羊が隠語になると別の意味に化けるのでさあ大変だ。犯罪者の世界では羊が紙幣の隠語になる。「羊遣い」、「羊飼い」は、偽札を使う悪党になる。今回初めて知りました。知っても使うことは、犯罪者団体に入会して活動しない限りなさそうだな。 この他にも羊にまつわる話が載っていて合計で100のエピソードが載っている。羊も世界もいろいろあるなあ。
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