寄生獣(文庫版)(6) 講談社文庫

岩明均(著者)

• 販売会社／発売会社: 講談社
• 発売年月日: 2014/12/11
• JAN: 9784062779623

商品レビュー

2018/06/17

人間は自分の頭以外にもう一つの巨大な「脳」を持っている 昨日までとは性質の異なる存在になっているはずだわ 興味があったからよ…ま…好奇心に負けたわけね この私刑（リンチ）についてなどは感動すら覚えるよ 自分がどこから来てどこへ行くのか…なあんて人間ぽく考えたことある？さよなら草野さん …よっぽど手強いじゃないか…探偵さん ずうっと…考えていた…私は何の為にこの世に生まれてきたのかと…１つの疑問が解けるとまた次の…疑問が湧いてくる…始まりを求め…終わりを求め…考えながらただずっと…歩いていた…どこまで行っても同じかもしれない…歩くのをやめてみるならそれもいい…全ての終わりが告げられても…「ああそうか」と思うだけだ…しかし…それでも今日また１つ疑問の答えが出た…新一…この子供…結局使わなかった…何の変哲もない人間の子供だ…人間達の手で…普通に育ててやってくれ…ありがとう…この前…人間の真似をして…鏡の前で大声で笑ってみた…中々気分が良かったぞ… 今…とても悲しい夢を… 涙が… いいか浦上いよいよお前の能書きを証明してもらうぞ 辞めさせた方がいいかもしれませんね…これ以降の集中力が落ちるかも… 奴に…俺の眼を真っ直ぐ見るように言え

2015/03/09

執拗に「右手（ミギー）」に興味を示す「田村玲子」。彼女は人間の子供を産み育てていた。その行動を危ぶむ寄生生物の仲間たち。一方、最強生物「後藤」との死闘の末、街に戻ってきた新一は、探偵に起きた悲劇を知り、「母の仇」と向き合う決意をする。この戦いには寄生生物誕生の謎を解く鍵がある。第六巻（全八巻）。