商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川春樹事務所 |
発売年月日 | 2014/12/01 |
JAN | 9784758438636 |
- 書籍
- 文庫
神様のみなしご
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商品レビュー
3
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最近、養子縁組に関心がある。児童養護施設で困っている子どもを引き取るってどんなことだろうと、ふんわりと考えている。そんな時にふと図書館で手に取った本。 内容は、、お涙頂戴的なものではなく、複数の子どもからのフラットな視点でかかれた園の様子や周りの様子。 大人から見ると(親がいない...
最近、養子縁組に関心がある。児童養護施設で困っている子どもを引き取るってどんなことだろうと、ふんわりと考えている。そんな時にふと図書館で手に取った本。 内容は、、お涙頂戴的なものではなく、複数の子どもからのフラットな視点でかかれた園の様子や周りの様子。 大人から見ると(親がいない、親から虐待されるというのは)通常ではない悲劇的な状況だったとしても、その当事者である子どもからすると、それが当たり前の状態であり、それほど悲劇感を感じないように描かれている。 だからこそ、子どもはすべての周りの状況をそのまま受け止めてしまうので、環境や教育っていうのがその子に与える影響っていうのがとても大きいんだということが、読み終わってぐっと胸に迫るお話だった。 しかし、たびたび児童ポルノみたいな話が混ぜ込まれているが、子どもってそんなにそんなに?状況によっては高確率でそのような危険にさらされるものなのだろうか、、と本当に心が痛む。
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児童施設を舞台に描かれる少年少女たちの物語です。 孤児だけでなく育児放棄、虐待を受けた子供達。希望的でも無く、かと言って悲惨なばかりでもなく。リアルといえばリアルだが、ちょっと捉えどころがなくて。 もっともそれが川島さんの意図なんでしょうね。答えは無い、この話の主人公たちや読者が...
児童施設を舞台に描かれる少年少女たちの物語です。 孤児だけでなく育児放棄、虐待を受けた子供達。希望的でも無く、かと言って悲惨なばかりでもなく。リアルといえばリアルだが、ちょっと捉えどころがなくて。 もっともそれが川島さんの意図なんでしょうね。答えは無い、この話の主人公たちや読者が自分で考え、作って行くしかない。色々と大変だけど。そんな風に言われているように思います。
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