商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 弘文堂 |
発売年月日 | 2014/12/01 |
JAN | 9784335501388 |
- 書籍
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恐怖と不安の社会学
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恐怖と不安の社会学
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「恐怖や不安」(感情=心理)を比較社会学で分析したもの。 多数の著作物が事例・具体例として引用されているが、どんな意図で言及されているのか、一つ一つ丁寧に読み取っていく必要がある。具体例→分析・主張→具体例という流れを読み取るのが意外と難しく感じた。 結論だけを抜き出そうとするとこうなるんだろうか。でも、具体例が多岐にわたるので、もっとこれ以上のことが読み取れるはず。 ○グローバル化とそれに伴う個人化により、コミュニティが無くなった。自分で自分をデザインできる時代 →自由と安全はトレードオフ(悪夢にも転じうる) ○人間特有の知性とその限界が恐怖や不安の源泉 →認識できない側面や非日常的を予感させる影 ○コミュニティの内部にいても、権力の行使や外部とのかかわりによって、恐怖や不安の元となる暴力や告発が発生する。安全なコミュニティを欲しながら、コミュニティが安全を脅かす場合がある。 ○分離(追放、断絶、拒絶、死)があれば、結合もある。コミュニティ以外にも、あらゆる連帯の形(恋愛、愛国心、家族、その他の愛)が考えられる。それらとクールに立ち向かう必要がある。 経済学・心理学・文学等いろいろな視点で考えられそうなテーマ。 個人的に気になった具体例が ○緋文字の解釈(孤立から自立への転化の過程) ○ごんぎつねおよび児童文学に触れた部分(社会学的?なこども観)
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