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三国史記(1) 新羅本紀 東洋文庫372
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三国史記(1) 新羅本紀 東洋文庫372

金富軟(著者), 井上秀雄(訳者)

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三国史記(1) 新羅本紀 東洋文庫372

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 平凡社
発売年月日 1980/02/29
JAN 9784582803723

三国史記(1)

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2024/09/26

東洋文庫版『三国史記』は、朝鮮半島の古代史を紐解く上で欠かせない貴重な史料です。12世紀に編纂されたこの史書は、新羅・高句麗・百済の三国時代を中心に、朝鮮半島の古代史を詳細に記録しています。 本書の中でも特に注目すべき点は、ダッカイニシキンという王に関する記述です。この王が倭国...

東洋文庫版『三国史記』は、朝鮮半島の古代史を紐解く上で欠かせない貴重な史料です。12世紀に編纂されたこの史書は、新羅・高句麗・百済の三国時代を中心に、朝鮮半島の古代史を詳細に記録しています。 本書の中でも特に注目すべき点は、ダッカイニシキンという王に関する記述です。この王が倭国(日本)から韓半島にやってきたとされる記述は、古代における日本と朝鮮半島の密接な関係を示唆しています。つまり、日本人が古代朝鮮の王になったという可能性を示唆しているのです。 この記述は、古代の日本と朝鮮半島の間に活発な人的交流があったことを物語っています。現代では飛行機で簡単に行き来できる両地域ですが、当時の交通手段は徒歩と船に限られていました。それにもかかわらず、人々が海を越えて往来していたという事実は驚くべきものです。 古代人がこれほどまでに日本と朝鮮半島を往来した理由としては、政治的・外交的理由、経済的利益、文化的交流、軍事的目的など、様々な要因が考えられます。 さらに興味深いのは、『三国史記』に頻繁に登場する天の異象に関する記述です。虹の色をした異象が現れたため、王が恩赦を出したという記録が見られます。このような現象が実際に起こり得るのかという疑問も生じますが、現代のSNSを通じて、類似の気象現象が今でも観測されていることがわかります。 古代の人々がこうした珍しい気象現象を目にし、それを天からのメッセージとして解釈し、恩赦を出すなどの政治的判断を下していたという事実は、当時の人々の自然観や宗教観、そして政治と自然現象の密接な関係を示しています。これは、古代社会の思想や統治の仕組みを理解する上で非常に重要な視点を提供しています。 東洋文庫版『三国史記』は、このような興味深い歴史的事実を我々に提供し、古代東アジアの複雑な国際関係や自然観を理解する上で貴重な資料となっています。本書を通じて、我々は遠い過去の出来事が現代にも深く影響を与えていることを再認識させられます。古代の人々の勇気と探究心、そして自然現象への敬意と解釈は、現代を生きる我々にも多くの示唆を与えてくれるのです。 ※以上は私とAI(Perplexity)の共同による書評です。 

Posted by ブクログ

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