1,800円以上の注文で送料無料

妖ノ宴 角川ルビー文庫
  • 新品
  • 書籍
  • 文庫

妖ノ宴 角川ルビー文庫

丸木文華(著者), サマミヤアカザ

追加する に追加する

妖ノ宴 角川ルビー文庫

616

獲得ポイント5P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2014/11/26
JAN 9784041022115

妖ノ宴

¥616

商品レビュー

4

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2014/12/03

戦国時代もの。隠微で官能的な丸木文華ワールドを堪能しました。 戦で功績をあげることこそが武士の誉れと考えている慎三郎が命じられたのは、病弱で親からも見離されて御殿の奥で過ごす当主の息子に仕えること。失意と屈辱を胸に参じた新三郎はそこでこの世のものとは思われない美しい秀秋の傲慢な態...

戦国時代もの。隠微で官能的な丸木文華ワールドを堪能しました。 戦で功績をあげることこそが武士の誉れと考えている慎三郎が命じられたのは、病弱で親からも見離されて御殿の奥で過ごす当主の息子に仕えること。失意と屈辱を胸に参じた新三郎はそこでこの世のものとは思われない美しい秀秋の傲慢な態度と奇行に呆然とします… 慎三郎は丸木センセの時代物らしく、とても精悍なもののふです。血気盛んで物事には動じなさそうなタイプ。そんな慎三郎が、孤独で子供じみてるけどどこか妖艶な秀秋と出会い人生観を覆されていきます。 戦国の世で戦えない軟弱者はクズと思っていた慎三郎が、秀秋の孤独な心を知り自分の奇怪な嗜好に苦悶しているのを見て、徐々に心を奪われていき色欲に溺れるまでの様子がほんとに煽られました。 官能の極致っていうヤツです。 二重三重の禁忌を犯している尋常じゃない二人の絡みが濃厚で、息づかいまで聞こえてくるようでした…! 絶倫攻と絶倫受。主従らしいやりとりも萌えます。 ラストの道行きっぽい描き方も余韻があってよかったです。「マヨイガ」にゾッとしたりゾクゾクしたり。…これは二人だけの世界ってことなんでしょうか。 怖くて、そしてエロティックでした。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品