- 新品
- 書籍
- 書籍
河合隼雄著作集(14) 流動する家族関係
3,737円
獲得ポイント33P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 1994/11/10 |
JAN | 9784000918442 |
- 書籍
- 書籍
河合隼雄著作集(14)
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
河合隼雄著作集(14)
¥3,737
在庫なし
商品レビュー
3
1件のお客様レビュー
『家族関係を考える』(講談社現代新書、1980年)、『大人になることのむずかしさ』(岩波書店、1983年)のほか、論考4編を収録しています。 『家族関係を考える』では、臨床心理学の立場から現代の家族の問題についての考察が展開されています。近代以降、個人主義・機能主義が推し進めら...
『家族関係を考える』(講談社現代新書、1980年)、『大人になることのむずかしさ』(岩波書店、1983年)のほか、論考4編を収録しています。 『家族関係を考える』では、臨床心理学の立場から現代の家族の問題についての考察が展開されています。近代以降、個人主義・機能主義が推し進められた結果、核家族化が進行しましたが、それにともなう弊害も人びとの心理に現われていると著者はいい、さまざまな事例を通して現代の家族問題を考察しています。とくに日本では、母性原理が強く父性原理が隠れてしまいがちなことが、問題となって現われることが多いと著者は主張しています。 また『大人になることのむずかしさ』では、母性原理の強い日本の家族の中で、自立をめざす青年たちが直面する問題について論じています。 著者は、家族の問題を解決するための手っ取り早い処方箋などはないとくり返し主張していますが、生き生きとした事例が数多く引かれており、それらを通してわれわれが向きあわなければならない問題の輪郭が描き出されているように感じました。
Posted by