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赤い右手 創元推理文庫
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赤い右手 創元推理文庫

ジョエル・タウンズリー・ロジャーズ(著者), 夏来健次(訳者)

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赤い右手 創元推理文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2014/11/21
JAN 9784488134082

赤い右手

¥880

商品レビュー

3.4

9件のお客様レビュー

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2021/01/24

『このミステリーがすごい』'98海外編2位(1位『フロスト日和』、3位『グリーンマイル』)、”怪作”の評判を知り手に取った。これらの惹句に影響されてか、一文一文(何か仕掛けがあるかも)と疑いながら読んでしまい、またそもそも文章自体が時制が前後したり視点が変わっているかの...

『このミステリーがすごい』'98海外編2位(1位『フロスト日和』、3位『グリーンマイル』)、”怪作”の評判を知り手に取った。これらの惹句に影響されてか、一文一文(何か仕掛けがあるかも)と疑いながら読んでしまい、またそもそも文章自体が時制が前後したり視点が変わっているかのような印象になったりと読みづらく、章立ても全くないので最初は時間がかかった。が、慣れてくると次第に一気に読み進められるようになり、思いもかけない真犯人に驚かされて読了。あとがきに引用された国書刊行会版の小林晋氏の解説「文体がトリックの一部になっている」に大いに首肯。これは何も考えず一気に読んでその雰囲気・流れを楽しむ作品。原著は1945年出版、太平洋戦争のさなかこうした大衆小説が出版されていたんだなと溜息。

Posted by ブクログ

2020/12/09

外科医のリドルは車の修理を終えたところで、婚約者が車もろともヒッチハイカーに攫われたと訴えるエリナと会う。エリナとイニスがハネムーンの途中で出くわしたヒッチハイカーは死んだ猫を抱いた、赤い目、裂けた耳、ねじれた脚の男。更なる連続殺人に警察も動き出すが…。奇妙なミステリです。まさに...

外科医のリドルは車の修理を終えたところで、婚約者が車もろともヒッチハイカーに攫われたと訴えるエリナと会う。エリナとイニスがハネムーンの途中で出くわしたヒッチハイカーは死んだ猫を抱いた、赤い目、裂けた耳、ねじれた脚の男。更なる連続殺人に警察も動き出すが…。奇妙なミステリです。まさに怪しいとわかっていても騙される手品のようなトリック。警部は最後に言う、悪夢を見たということで。面白いねえ。98年のこのミス海外編2位。

Posted by ブクログ

2019/09/23

うまい! 終盤までは読んでてもやもやする訳の分からない感覚に陥る。これが癖になる。 終盤は、それまでの過程ゆえに評価があがる結末になっている。

Posted by ブクログ

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