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精神科のヒミツ クスリ、報酬、診断書 中公新書ラクレ511
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精神科のヒミツ クスリ、報酬、診断書 中公新書ラクレ511

藤本修(著者)

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精神科のヒミツ クスリ、報酬、診断書 中公新書ラクレ511

924

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2014/11/01
JAN 9784121505118

精神科のヒミツ

¥924

商品レビュー

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2024/08/27

内容的には、現代の精神医療批判に対する、アンサリングの本だと思う。 星三つにしたのは、(個人的感想ですが)あまり納得できない記述が幾ばくか存在するからだ。 執筆者が、治療者として、患者を治したい誠意は伝わる内容なのですが、薬物治療に対する認識は主観的な気がする。 大量服薬の問題も...

内容的には、現代の精神医療批判に対する、アンサリングの本だと思う。 星三つにしたのは、(個人的感想ですが)あまり納得できない記述が幾ばくか存在するからだ。 執筆者が、治療者として、患者を治したい誠意は伝わる内容なのですが、薬物治療に対する認識は主観的な気がする。 大量服薬の問題も、薬が脳の変容や精神を歪める特性を持つ事を考えれば、そもそも医師の責任が全くないとも言い切れず、後味スッキリしない。 新型うつも精神科医が扱う必要があるのか、そもそも新型うつは病気かという問題もある。精神の問題より本人の問題解決とその能力の問題にも見えて、精神科医との対話ではなく、別の専門家との対話が適しているのではないかと感じる。 そこに薬物治療が介入する余地はない気がする。 一方、精神医療とは、大学病院とは、精神医学とは、あまり知らなかったことを端的に明快に説明しているので、読み物として、肩の力を抜いて読んでみる方が良いかもしれない。

Posted by ブクログ

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