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二条城行幸図屏風の世界 天皇と将軍華麗なるパレード
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | サビア |
発売年月日 | 2014/11/01 |
JAN | 9784846013783 |
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二条城行幸図屏風の世界
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商品レビュー
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『#二条城行幸図屏風の世界』 ほぼ日書評 Day583 御所から二条城までの距離は、ざっと2.6km。なんだずいぶん短いなぁと思うなかれ。行列の参加者は少なくとも9千人、馬540頭、牛車12台、輿470基という。これは、京都時代祭の行列が、2千人+馬70頭で約2kmであるのと...
『#二条城行幸図屏風の世界』 ほぼ日書評 Day583 御所から二条城までの距離は、ざっと2.6km。なんだずいぶん短いなぁと思うなかれ。行列の参加者は少なくとも9千人、馬540頭、牛車12台、輿470基という。これは、京都時代祭の行列が、2千人+馬70頭で約2kmであるのと比べても規模の大きさがわかる。 いや、ちょっと待てよ、時代祭の5倍からの行列が、どうすれば2.6kmに収まるのだ? 答えは単純、行列の先頭が二条城に着いても、後尾はまだ内裏を出発していない。むしろ両地点を結ぶ途切れることのない行列が、朝から日暮どきまで続いたのだという。 にしても、わずかその一瞬のためだけに、随分と豪華な装備を仕立てたものだ。 今回はたまたま泉屋博古館で実物の展示と併せて本書の記載を見比べることができたが、時代風物を知るという意味で、本書だけで頁をめくっても面白い一冊だと思う。 コメント欄に、泉屋博古館での写真(撮影可の複製版、残念ながら本物は撮影NG)およびコメントを入れておく。 https://amzn.to/3D43XvY
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泉屋博古館でこの屏風を見た後、復習の為に。二条城行幸の歴史的意味と、寛永期の市井の人々の様子が具にわかる本。この時代の人々の着物ってなんてかっこいいんだろ。今見ると斬新っていうか。方形造りの鳳輦、唐破風造の牛車…車についての呼び名も勉強になった。
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二条城行幸は、徳川が権力を奪取し、天皇を管理下に置くイベントで、新秩序の確立を示すものでした。二条城天守は秀長の郡山城からの移築であり、行幸の際、関白の上席に座した将軍家光の官位は左大臣です。「二条城行幸図屏風」は構図が知的であるだけでなく、壮麗な行幸をよく伝えています。民衆のむ...
二条城行幸は、徳川が権力を奪取し、天皇を管理下に置くイベントで、新秩序の確立を示すものでした。二条城天守は秀長の郡山城からの移築であり、行幸の際、関白の上席に座した将軍家光の官位は左大臣です。「二条城行幸図屏風」は構図が知的であるだけでなく、壮麗な行幸をよく伝えています。民衆のむせるようなエネルギーは「豊国祭礼図」を想起させます。絵解きのような解説で、天皇・公家、将軍・武家、観衆と細部まで鑑賞できました。
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