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友だちは永遠じゃない 社会学でつながりを考える ちくまプリマー新書222
858円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2014/11/01 |
JAN | 9784480689245 |
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友だちは永遠じゃない
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商品レビュー
3
4件のお客様レビュー
まず友達の本じゃない! 著者の過去の作品をまとめて読んできたが、森氏の持論は、社会の変化と共に社会集団が解体されて、孤立していく現代人は、自己に深く関与するしかなく、人格を最も価値のあるものとし「自己崇拝」へと向かうというものだった。「聖なる自己」を傷つけられたことへの怒りを正義...
まず友達の本じゃない! 著者の過去の作品をまとめて読んできたが、森氏の持論は、社会の変化と共に社会集団が解体されて、孤立していく現代人は、自己に深く関与するしかなく、人格を最も価値のあるものとし「自己崇拝」へと向かうというものだった。「聖なる自己」を傷つけられたことへの怒りを正義と感じハラスメントの告発、数々のクレーム、他者の「聖なる自己」を傷つけまいと過剰に人の顔色をうかがうキズキズした社会というものだった。 ここへきて森氏は、社会とはそもそも不完全でゆるいものであり、一時的な相互行為で成立しているものなのだから、肩の力を抜いてゆるく一時的な関係を積み重ねていこうと言っているようだ。ベースとなっているのはアクター・ネットワーク理論だそうだ。しかしこのANTはそれほど盛り上がってはない。結局は一人ひとりがどのような社会的行為を行っているのかをみるということなのだから、そこはエスメソドロジーでやっているということなのだろう。
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社会は、人々が一時的に協力することで成り立っている。ということを社会学から説明した本。協力する関係は色々で、例えば店と客の間も協力することでお互いが利益を得る。つまり、「お客様は神様という」関係ではサービスを作り上げて享楽するチャンスを逃しているというのです。 列車や飛行機で隣り合わせになった時、この一時的に協力する関係を知っておけば、ぎくしゃくすることも少なくなるとは思うのだが。
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タイトルから思っていた内容とはちがっていたけど、すごくよかった。 「社会はひとびとの一時的協力でできている」ということを示してもらっただけでも、なるほどと思わされた。たしかに、無縁社会っていうけど、そのときいわれている無縁っていうことばの中身を自分自身考えてこなかったし、そもそも...
タイトルから思っていた内容とはちがっていたけど、すごくよかった。 「社会はひとびとの一時的協力でできている」ということを示してもらっただけでも、なるほどと思わされた。たしかに、無縁社会っていうけど、そのときいわれている無縁っていうことばの中身を自分自身考えてこなかったし、そもそも「一定期間維持されるつながり」が自分のなかで当たり前になってた。これはたぶん、多くのひとがそう考えていると思うのだけど。 そもそも一時的協力で社会は成り立っていて、それをどうにかこうにか維持してる、そしてときにそれは失敗して社会はまわってるねんなぁと思うと、気持ちが楽になった。
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