商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 高文研 |
発売年月日 | 2014/11/01 |
JAN | 9784874985496 |
- 書籍
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「戦場体験」を受け継ぐということ
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「戦場体験」を受け継ぐということ
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筆者と語り手の敬意を表して★5 第二次世界大戦下、拉孟全滅・・・ 全く知らなかった。 ビルマと言えばバターン・死の行軍。 生き残りは、わずか数名。 不思議な縁で、オーラルヒストリーの研究者となり 拉孟の「戦場体験」を受け継ぐ筆者。 そのいきさつは運命的。 そしてその努力に頭...
筆者と語り手の敬意を表して★5 第二次世界大戦下、拉孟全滅・・・ 全く知らなかった。 ビルマと言えばバターン・死の行軍。 生き残りは、わずか数名。 不思議な縁で、オーラルヒストリーの研究者となり 拉孟の「戦場体験」を受け継ぐ筆者。 そのいきさつは運命的。 そしてその努力に頭が下がる。 それにしても・・・ 読んでいる間、ずっと胸がバクバクしていた。 どんなに贖罪の気持ちをもったとしても、 起こしてしまったことは変えられないし、 相手の気持ちを和らげることはできない。 戦争は起こしてしまったら、もう止まらないことを 今年一年でよくわかったことだ。 (ウクライナ問題を見よ) 普通の人間が必死で生きたことが、 誰かを苦しめ、深い心の傷となってしまう、 それが戦争。 やりきれない。 やりきれないけれど、 とにかく知らねばならない。 知らないと、人が、自分も含め、 どう変容するのか、そこを胸に刻まねば・・・ 紙の史料からではなく 当事者の声として伝えていくという学問。 胸に迫る。
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