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どうすれば人を創れるか アンドロイドになった私 新潮文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2014/11/01 |
JAN | 9784101262512 |
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どうすれば人を創れるか
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商品レビュー
4.3
11件のお客様レビュー
読了日:2016/1/16 "人間の脳は人間と関わるためにあり、人間と関わるものはいずれも人間らしさを持つ" この本はロボット(アンドロイド)についての本だったが、 ロボットそのものというより ロボットと人間間のインタラクション、その過程からヒトとはなにか...
読了日:2016/1/16 "人間の脳は人間と関わるためにあり、人間と関わるものはいずれも人間らしさを持つ" この本はロボット(アンドロイド)についての本だったが、 ロボットそのものというより ロボットと人間間のインタラクション、その過程からヒトとはなにかといった 社会的考察が多く、とても興味深かった。 "人形みたい"ときれいな人を誉めることがある(一部は感情がわからないという意味を込めるときもあるが)が、 ロボットはその"きれい"を追及することができる。 じゃあ、その"きれい"に勝てない人が 追及できる"きれい"は 表情や雰囲気といった人間味あふれる部分なのかもと感じてた。
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アンドロイドを通して、人間とは何かを考えてしまう。今後益々、人間とは区別つかないアンドロイドが生まれて、生活することになるだろう。きっと、アンドロイド(ロボット)と人間のすみわけが議論になるだろう。その点でみても、石黒さんの考察は参考になる。石黒さんの最新刊も読んでみたい。
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ロボットを作るという過程で、「人間とは何か」をとにかく深く考えていて、それが面白かった。 自分のアンドロイドを作って、歳を取らないアンドロイドに、自分を近づけようとする箇所が面白かった。 「肉体的な若さは、精神的に若くなることを大きく助けるのである。老いた肉体に若い精神を宿らせ...
ロボットを作るという過程で、「人間とは何か」をとにかく深く考えていて、それが面白かった。 自分のアンドロイドを作って、歳を取らないアンドロイドに、自分を近づけようとする箇所が面白かった。 「肉体的な若さは、精神的に若くなることを大きく助けるのである。老いた肉体に若い精神を宿らせるのは、かなりの努力が必要となりそうだが、若い肉体に、若い精神を宿らせるのは比較的たやすいのである」 アンドロイドを造ることにより、機械と人間が近づく。人間が、自分の体をまるで機械のように感じると、客観的になり過去へのこだわりとか、自分らしさという勝手な精神的な壁が取り払われていくような気がする。 精神がもっと自由になる、そんな未来を、この技術に感じた。
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