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現代小説クロニクル(1975-1979) 講談社文芸文庫
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現代小説クロニクル(1975-1979) 講談社文芸文庫

アンソロジー(著者), 富岡多惠子(著者), 中上健次(著者), 三田誠広(著者), 田久保英夫(著者), 日本文藝家協会(編者)

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現代小説クロニクル(1975-1979) 講談社文芸文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2014/10/01
JAN 9784062902458

現代小説クロニクル(1975-1979)

¥1,870

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みんなの感想まとめ
  • 現代文学
  • 1970年代
  • 名作集
  • 土俗的暴力
  • 表現の多様性
  • 若者の悩み
  • 不穏な日常
  • 日本独自の空間
  • 詩的視点
  • 美しい言葉

1975年から1979年にかけて書かれた日本文学の名作を収めた本作は、各作品が持つ独自の魅力を通じて、文学の多様性と深みを感じさせます。特に中上健次の「岬」は、短い文章で描かれる暴力的な力強さと土俗的な血の呪縛が印象的であり、読者を惹きつけてやみません。また、筒井康隆の「遠い座敷」では、日本独自の空間が持つ不気味さが巧みに表現され、懐かしさを呼び起こします。三田誠広の「僕って何」は、現代の若者の共感を呼ぶ懊悩を描き、軽妙な文体が心地よく響きます。田中小実昌の「ポロポロ」や開高健の「玉、砕ける」も、独特の視点や美しい表現が楽しめる作品です。全体として、各作品が持つテーマやスタイルの違いが、読む者に新たな発見をもたらす一冊となっています。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2024/02/09

『岬』と、『玉、砕ける』が特に好きだった。 (『岬』について)最後の征服が堪らない。積み重ねられてきた、乾いた、短い文章が、あの瞬間にふっとこちらに牙を向き、野生の感じを露わにする。

Posted by ブクログ

2016/02/29

1975年から1979年にかけて書かれた日本文学から7篇を収録。個人的に面白かった順に。   中上健次「岬」 既読の作品。登場人物たちの語る紀州のことばや風景描写、そして短く切られたセンテンスによって、物語世界の暴力的な力強さであったり土俗的な血なまぐささであったりが、荒々しくも...

1975年から1979年にかけて書かれた日本文学から7篇を収録。個人的に面白かった順に。   中上健次「岬」 既読の作品。登場人物たちの語る紀州のことばや風景描写、そして短く切られたセンテンスによって、物語世界の暴力的な力強さであったり土俗的な血なまぐささであったりが、荒々しくも精緻に紡ぎ出されている。紀州サーガの出発点であり、日本文学を代表する傑作。   筒井康隆「遠い座敷」 座敷という日本独自の空間が持つ不気味さ/奇妙さを感じた。同時に、ありえない奇異が起こっているのに読後は違和感よりも懐かしさの方が強く残り、句読点が極端に少ない特徴的な文体も成功していると思った。   三田誠広「僕って何」 学生運動という今となってはとっつきにくいモチーフではあるが、主人公の抱える懊悩は現代の若者に通づるところが多分にあり、共感できた。「岬」と同じく芥川賞作品ながらこちらは軽妙で、読みやす過ぎるくらいに読みやすい。 田中小実昌「ポロポロ」 「ポロポロ」という祈りの言葉に託された、宗教というものへのスタンスが独特で面白かった。今後何度も読み返すことで面白味が更に増していくように思う。同じ表題のついた作者の短篇集も近々読んでみたい。   開高健「玉、砕ける」 垢擦りによって身体の汚れが落とされていくさまが気持ちよかった。秀麗な文章も仕掛けとしての〝垢の玉〟も、見事にきまっていた。   田久保英夫「髪の環」 最後に髪の環を作る場面が印象的。あまり皆子の魅力が伝わってこなかったのが残念だが、上手い短篇だと思った。   富岡多惠子「幸福」 幸福と不幸を巡る、これもよくできた短篇。が、ちょっと雰囲気が暗すぎるような。   どの作品も面白く読んだが、「岬」が圧倒的なために、他の作品の魅力が若干薄れてしまっている感もあった。

Posted by ブクログ

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