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日本人は人を殺しに行くのか 戦場からの集団的自衛権入門 朝日新書485
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2014/10/10 |
JAN | 9784022735850 |
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日本人は人を殺しに行くのか
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商品レビュー
4.1
16件のお客様レビュー
【琉大OPACリンク】 https://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB16886658
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実際に世界各地で紛争地帯へ行き、武力解除などに貢献した著者が、日本の集団的自衛権に関して物申す一冊。 実体験があるので、集団的自衛権や国境紛争について卓越した意見を持っており、非常に勉強になった。
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著者の主張は、対米追随しか戦略のない本邦が集団的自衛権により軍事力の適用範囲を広げると、本邦の安全保障に直接関係のない戦闘に巻き込まれむしろ有害だ、といういわゆる護憲派からも良く出る議論だが、主体性のない戦略が安全保障に有害であるのは、本書での著者の議論でも明らかなように個別的自...
著者の主張は、対米追随しか戦略のない本邦が集団的自衛権により軍事力の適用範囲を広げると、本邦の安全保障に直接関係のない戦闘に巻き込まれむしろ有害だ、といういわゆる護憲派からも良く出る議論だが、主体性のない戦略が安全保障に有害であるのは、本書での著者の議論でも明らかなように個別的自衛権に限定したところで同じだろう。 そもそも日米安保自体が集団的自衛権を前提としていると思うが、著者の主張のように解釈次第で個別的自衛権でカバーされているのだとしても、事案ごとに解釈しつつ対応するのは胡乱であり、集団的自衛権を容認することにより即応性を高めておきたい、というのが国防を預かる側の立場なのだと思う。 問題は個別的自衛権か集団的自衛権かではなく、国の独立を保つだけの胆力を国として持っているか、ということだろう。
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