商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 西日本出版社 |
発売年月日 | 2014/09/01 |
JAN | 9784901908917 |
- 書籍
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獺祭
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獺祭
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商品レビュー
3.6
11件のお客様レビュー
(2015/1/11) ここにきてこよなく愛するようになった日本酒の、今のブームをけん引している獺祭についての本。 旭酒造社長の本なども読み、また別の本を、、、と検索したら、この本にあたった。 著者は勝谷 誠彦。え?意外。「官報複合体」などの造語を作り、現代を厳しく斬るジャーナリ...
(2015/1/11) ここにきてこよなく愛するようになった日本酒の、今のブームをけん引している獺祭についての本。 旭酒造社長の本なども読み、また別の本を、、、と検索したら、この本にあたった。 著者は勝谷 誠彦。え?意外。「官報複合体」などの造語を作り、現代を厳しく斬るジャーナリストだ。 私の官僚に対する考え方は、大前研一氏のガラガラポンが原点ではあるが、それに具体的な肉付けをしたのは 勝谷氏の影響が案外大きい。 4,5年前ののTBSラジオ「ストリーム」のコラムニスト。今のたまむすびの前のキラキラの前の看板番組。 podcast聞き始めだった。小西勝也と松本ともこがMC。いい番組だった。私のpodcastを聞く基準はいまだにここにある。 ストリームに出ていた人の番組は、聴く。ちなみに勝谷さんはニッポン放送そこまで言う課の月曜レギュラーで、 必聴だ。 http://www.1242.com/program/voice/ 話がそれた。 なんでその勝谷さんが日本酒のドキュメントなど書くのよ、という思いで読み始めたが、、、、 これは勝谷さんでなければ書けない本だった! 旭酒造社長櫻井さんの本で酒造りの苦労は既に頭にあったので、勝谷さんから改めて知らされる必要はない。 勝谷さんの主張は、 旭酒造は、既得権益に胡坐をかいてサボっているくせに主張ばかるする連中を駆逐して獺祭は生まれた ということにあった。 半守旧派、反既得権益の勝谷さんならではの文章だ。 その守旧派とは杜氏であり、酒問屋であり、農協であり、官僚だ。 実は酒造りを対して知りもしない癖にあれはできないこれはできないと駄々をこね、そのくせ高い金を持っていく杜氏。 酒蔵と杜氏の関係って、微妙だったのだ。櫻井社長はだったら自分で作ろうと、 杜氏を外してマニュアルをもとに社員と酒造りを始め、これが結果的にコスト削減もでき、納得のいく品質の酒造りになった。 末端のお客様の声のほんの一部しか聴かずに「ポスターを作ったほうがいい」などと提案してきて、 無駄なコストをかけさせる問屋。こんなものもいらないと、お客様を直接つなぐクール宅急便が大活躍。 そして原材料の山田錦。農協が卸さない。官僚は相も変わらず減反を迫る。 美味しい酒を造るのに美味しい酒は必須で、いくらあっても足りないのに、なぜか減反。 昨年の安倍首相の減反中止の背景には、首相の出身地の獺祭の材料のことがあったという。 へえ。 だとしたら安倍さんきわめてまっとう。 まあ、だからこそ勝谷さんは安倍さんを支持しているのだろうが。 そう。要するに、何も考えず、今までの仕組みに胡坐をかいている連中が、新しい動きを妨げている。 日本酒の出荷量は2010年を底に、徐々に回復してきているという。 それに弾みをつけたいことろがなかなかすんなり行かない、邪魔しているのがこの既得権益軍団というわけだ。 さて私になにができるか。 そう。 美味しい日本酒を探して飲むことだ。 飲むことで、一所懸命酒を作ってる酒蔵、酒造会社を、そしてその日本酒の原料である酒米を作っている農家を応援することが できる。 ついでにヤマトなど郵政に立ち向かって戦って物流を変えた宅配業者を応援することにもなる。 頑張る人を応援するのは最後は我々市井の人間の経済活動なのだ。 地方のマラソンに行って、走った後に酒蔵に行って試飲して買って帰る。 これに地方でトップリーグが開催されて観戦も出来れば完璧だが、まあそこまではうまくいくまい。 マラソンにラグビーに日本酒。三大趣味としよう。勇気をくれた一冊だった。 序 再訪 第一章 日本酒との縁 第二章 夜明け前 出会い 山奥の小さな蔵で 旭酒造を継ぐ 杜氏の交代 第三章 「獺祭」誕生 東京進出 地ビールへの展開と失敗 苦境からの脱出 杜氏抜きの酒造り 四季醸造への転換 第四章 酒造りの現場 日々の造り 酒造りのマニュアル 幻の酒にはしない 第五章 さらなる挑戦 最上の酒米を求めて 直営店「獺祭 Bar23」 第六章 加速 獺祭 磨 その先へ 第七章 未来に向かって 安部首相に酒米不足を訴える あとがき
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日本酒呑みたい ってな事で、勝谷誠彦の『獺祭 天翔ける日の本の酒』 獺祭の桜井会長が旭富士を造ってる時代からの付き合いの有る勝谷誠彦が獺祭愛と桜井会長の奮闘記を語る伝書 潰れそうな蔵を世界に羽ばたく蔵へと再生した桜井会長は凄いね♪ 工業製品とか何だかんだと言う人居るけど造...
日本酒呑みたい ってな事で、勝谷誠彦の『獺祭 天翔ける日の本の酒』 獺祭の桜井会長が旭富士を造ってる時代からの付き合いの有る勝谷誠彦が獺祭愛と桜井会長の奮闘記を語る伝書 潰れそうな蔵を世界に羽ばたく蔵へと再生した桜井会長は凄いね♪ 工業製品とか何だかんだと言う人居るけど造りの全行程を実際に見て言ってるのかな? その他の酒米問題とか何やかんやw ちゃんと美味しい日本酒造ってると思うけどなぁ。 わしは獺祭美味いと思うし、好きな日本酒です 只、やっぱりちょっと高いので自分から進んでは頼みませんがw これ読むと獺祭呑みたくなるね 2018年20冊目
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勝谷誠彦さん、逝去 コラムニスト、写真家として活躍され、 何より酒を愛していた勝谷さんのご冥福をお祈りします。
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