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ダンデライオン
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ダンデライオン

河合莞爾(著者)

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ダンデライオン

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2014/10/01
JAN 9784041018309

ダンデライオン

¥1,760

商品レビュー

3.6

23件のお客様レビュー

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2024/04/23

シリーズ第3弾。サイロの中で発見された死体は、16年前に失踪した女子大だった。施錠された高層ビル屋上で発生した殺人事件、二つの事件が結びつく先にあるものは。核となる仕掛けについては途中から漠然と気づく。あまりにも短絡過ぎて思慮に欠けていて未熟という言葉で片づけていいものではない。...

シリーズ第3弾。サイロの中で発見された死体は、16年前に失踪した女子大だった。施錠された高層ビル屋上で発生した殺人事件、二つの事件が結びつく先にあるものは。核となる仕掛けについては途中から漠然と気づく。あまりにも短絡過ぎて思慮に欠けていて未熟という言葉で片づけていいものではない。いい感じに切なくまとめた感があるけれど、殺された彼女や姫野刑事のお父さんの方がよっぽど切なくて可哀そうで納得いかずに読了。

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2019/06/14

シリーズ三作目、今回もまず現れるのは空を飛んでいる途中で殺され、そのままの形でミイラ化したとしか見えない女性遺体というインパクトの強さ。彼女が双子であること、途中に挟まれる彼女視点の16年前、さらにシリーズキャラとして個性的で目を惹いていた姫野刑事(ヒメ)の過去と絡みリーダビリテ...

シリーズ三作目、今回もまず現れるのは空を飛んでいる途中で殺され、そのままの形でミイラ化したとしか見えない女性遺体というインパクトの強さ。彼女が双子であること、途中に挟まれる彼女視点の16年前、さらにシリーズキャラとして個性的で目を惹いていた姫野刑事(ヒメ)の過去と絡みリーダビリティの高さには感心します。伏線やラストの展開は書き方によってはもっと良くなったのではないかとは思いますが、デビュー三作目とは思えないそつのない上手さを堪能しました。シリーズの今後も、作者の成長も含めてとても楽しみです。

Posted by ブクログ

2018/02/26

鏑木班シリーズの3作目。 空飛ぶ死体、ミイラ化、開放密室、公安、極左テロ、民話などなど、一つとっても単独で十分読ませる細かい仕掛けがちりばめられ、読み応えはあった。 細かな仕掛けが多すぎると、あちらこちらへ視線が奪われ、まとまりがつかなくなりそうだが、結末に向かってうまく集束...

鏑木班シリーズの3作目。 空飛ぶ死体、ミイラ化、開放密室、公安、極左テロ、民話などなど、一つとっても単独で十分読ませる細かい仕掛けがちりばめられ、読み応えはあった。 細かな仕掛けが多すぎると、あちらこちらへ視線が奪われ、まとまりがつかなくなりそうだが、結末に向かってうまく集束できたようだ。 結末を急ぎ過ぎたような感はあるけど。 今回は、ヒメの過去が明らかになり、その謎がスッキリする。 でも、ヒメって、かなりヘビーな過去を持っている割には、素直に育ってたんだなぁ。変なところに感心した。 廃牧場のサイロの中で、高いところを飛んでいるかのように見える遺体が発見された。それは、16年前に行方不明となった女子大生のものだった。 この事件は、ヒメの父親が殺害された事件へとつながっていく。

Posted by ブクログ

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