機械式時計講座

小牧昭一郎(著者)

• 販売会社／発売会社: 東京大学出版会
• 発売年月日: 2014/08/01
• JAN: 9784130688000

商品レビュー

2020/07/18

機械式時計の基本
香箱車/二番車（分針）/三番車/四番車（秒針）/がんぎ車（6sec/r）/アンクル/てんぷ

てんぷ　1675年　ホイヘンスの発明
　てんわとひげぜんまいによる調速器

りゅうず・巻真　
　Adolph Lange　ランゲ
　1866年　りゅうず巻き上げ機構
　1869年　りゅうずによる針回し機構
　それまでは懐中時計は鍵巻き鍵針合わせ

脱進機　1754年
　クラブツースレバー脱進機
　864000＊振動数8＝691200回　1億5000万回/年
　＊50年　126億分の1以下の故障率

クオーツ
　脱進機≒ステッピングモータ インデックストルク

振動数
　音叉　　　　360Hz
　クオーツ　32768Hz
　てんぷ　　　　 4Hz　8回/sec、28800/h
　　　4Hzでも人間の行動の外乱振動より上

香箱出力エネルギー
　脱進機　50~60%
　てんぷ　30%
　輪列　　5~15%

グラスホッパー脱進機

スプリングドライブ
　EPSON 赤羽好和
　動力はぜんまい
　がんぎ車/アンクル/てんぷがない代わりに
　アナログ調速のレギュレーター
　（鉄芯/コイル/ローター）