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瘢痕 ハヤカワ文庫HM
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瘢痕 ハヤカワ文庫HM

トマス・エンゲル(著者), 公手成幸(訳者)

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瘢痕 ハヤカワ文庫HM

1,276

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2014/09/01
JAN 9784151806018

瘢痕

¥1,276

商品レビュー

3

5件のお客様レビュー

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2016/01/04

西欧ミステリ地味に読んでるんだが『瘢痕』が読み辛い。事件の奇抜さから派生する事案がよく解らない。これが自分がノルウェーの背景を知らなさすぎるからなのか、単純に主人公の記者に感情移入がしにくいからか…火事で子供を失い自分も顔に瘢痕を負っている事に根ざすものが伝わってこないと言うか。...

西欧ミステリ地味に読んでるんだが『瘢痕』が読み辛い。事件の奇抜さから派生する事案がよく解らない。これが自分がノルウェーの背景を知らなさすぎるからなのか、単純に主人公の記者に感情移入がしにくいからか…火事で子供を失い自分も顔に瘢痕を負っている事に根ざすものが伝わってこないと言うか。 ラストで、彼が子供を失った後から精神が停止していた、と言う描写があり、ここから瘢痕を負った事から来る彼の葛藤はこれ以降の作品に描かれて行くのだろうが…ノルウェーの作品なのだが、日本と同じ様に「アメリカかぶれ」と言うか、アメリカの文化が普通に入って来ている国の様で、その点で「北欧」の作品を読み、北欧の国の文化に触れる、と言う鮮度があまり感じられなかった。

Posted by ブクログ

2015/06/11
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※このレビューにはネタバレを含みます

北欧ながら珍しくノルウェーが舞台。ただ他の北欧ものと同じく、映画や旅行ブックのイメージとは違ってなんともダークな雰囲気にはいつも驚かされる。憧れてるんだけど・・・。 ストーリーは記者が主人公とはいえ、事件の謎を追う正統派ハードボイルト調。そこに主人公の再生が横糸として描かれる。これまた北欧の他の小説と同じく犯行(の描写)が残酷なのにはいささか辟易させられることと、登場人物の名前が難しく覚えにくいのは残念(しっかり一覧はつけてくれてるが)。文章回しがすこし癖があって、話が見えにくい所もあるし、オチがスッキリしないのも残念。これがデビュー作だそうで、そういう意味では良くかけているし、次回作(の内容)を暗示するラストは面白そうだけど。 次の作品で真価が問われるかな?

Posted by ブクログ

2015/02/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

舞台はノルウェー 主人公は息子を事故で亡くしたメディア記者 死体の状況は異常で登場人物があっちこっちから出てきて、エンディングまで引っ張り続けてあっさり終わる 普通の外国小説

Posted by ブクログ

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