商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 双葉社 |
発売年月日 | 2014/09/01 |
JAN | 9784575238747 |
- 書籍
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猫が足りない
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猫が足りない
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ほとんど変人レベルの猫好き怪人四元さんと彼女の暴走を止めようとするうちに事件を解決することになる知章くん。ただし就職に失敗するという代償を払わねばならないが、井戸端会議的な「おしゃべり会」を居場所兼情報源として今日も東奔西走することになる。 ■心覚えのための簡単なメモ 【昨日...
ほとんど変人レベルの猫好き怪人四元さんと彼女の暴走を止めようとするうちに事件を解決することになる知章くん。ただし就職に失敗するという代償を払わねばならないが、井戸端会議的な「おしゃべり会」を居場所兼情報源として今日も東奔西走することになる。 ■心覚えのための簡単なメモ 【昨日と同じ今日を】夜、強烈な猫の鳴き声が聞こえた頃、知章は「ミセス不機嫌」と知り合う。 【柳の樹の下には】猫にまつわり隣家どうしの言い争いを聞いた四元さんはその猫を救うよう知章に依頼するが知章の推理はあらぬ方向に進む? 【人のふり見て】キラキラネームと猫。 【天の神様の言うとおり】船井さんちの猫グリフ誘拐事件とヘビースモーカーのいる家の猫の危険。 【いづくも終の】闇の密室に閉じ込められた知章と四元さんと猫毒殺事件。 【今日と違う明日へ】安永副店長が殺人事件の容疑者になっている。すでに退会した知章だが「おしゃべり会」の面々から彼の無実を証明してくれと頼まれる。 ■簡単な単語集 【おしゃべり会】「サクサク・スポーツクラブ永江店」の常連たちで構成される井戸端会議的なもの。「俺」が勝手に「おしゃべり会」と内心で呼んでいる。「俺」も末席に入れられている。大半が徒歩圏内に住む。クラブ内での揉め事をスタッフの代わりに収めてくれたりする。 【俺】→古賀知章 【グリフ】船井さんちの猫。 【古賀知章/こが・ともあき】主人公の「俺」。就活に失敗して父親の方針でちゃんとした職を見つけるまでのヒマを潰すために通い始めた。押しに弱い上にけっこう真面目なので貧乏くじ体質かもしれない。推理は、半分当たるけど半分は外れるというタイプ。 【サクサク・スポーツクラブ】古賀知章が通っているスポーツクラブ。 【ジジイ】古賀知章の父親。言うことがいちいち正しく反発は覚えるものの意味なく反発するのは美学に反するので従うことになってしまう。 【ダーリン】四元さんの夫。転勤が多い。 【ダイちゃん】水落さんの幼馴染の会社経営者。 【ババア】古賀知章の母親。 【船井】「おしゃべり会」のリーダー格。四十代と、メンバー内では若い。四元さんは「影の店長」というあだ名をつけていた。 【水落/みずおち】「おしゃべり会」メンバー。六十歳くらいの女性。心配性。「ダイちゃん」は「ケイちゃん」と読んでいた。 【ミセス不機嫌】→四元真季 【宗高/むねたか】「おしゃべり会」メンバー。比較的無口。たまに口を開くとなんだか深そうなことを言う。 【百川/ももかわ】「おしゃべり会」メンバー。ちょっと下ネタ好き? 【八雲】「おしゃべり会」メンバーとしては珍しく数キロ先に家があり車で通っている。 【安永】サクサク・スポーツクラブ永江店の副店長だが「おしゃべり会」にも参加する。ダンディな中年男性。 【四元真季/よつもと・まき】スポーツクラブでよく見かける人。いつも不機嫌そうなので古賀知章は内心で「ミセス不機嫌」と呼んでいた。言いたいことだけを独りよがりに語るタイプ。当初猫嫌いかと思われたが実は異常なまでの猫好きだと発覚。猫を幸せにするためには手段を選ばず他人を不幸にすることもいとわずとんでもない方向に暴走すること多し。《私の人生には、猫が足りないの。猫なしで生きてる私は、大事なところにぽっかり穴があいているの。完全じゃないの。ほんとの私じゃないの》p.54
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題名と裏腹に、登場人物が癖だらけのゆるめなミステリー。物語の序盤の登場人物の暴走に耐えられれば面白い作品であると思う。
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タイトルに惹かれ、表紙も良い雰囲気だったので読んでみた。 ふんわりした雰囲気かと思いきや、登場人物たちがガチャガチャした感じで、特に四元さんの暴走している様子が合わなくて途中で断念。 2章目の半分くらいまでしか読んでいないけれど、四元さんのは猫を大事に思っているんじゃなくて猫へ...
タイトルに惹かれ、表紙も良い雰囲気だったので読んでみた。 ふんわりした雰囲気かと思いきや、登場人物たちがガチャガチャした感じで、特に四元さんの暴走している様子が合わなくて途中で断念。 2章目の半分くらいまでしか読んでいないけれど、四元さんのは猫を大事に思っているんじゃなくて猫への思いの押し売りで、読んでてしんどくなってしまった。 途中リタイヤは久しぶりだけど、読む本は厳選していきたいのでやむなし。 返す返すもいいタイトルなんだけどなぁ。
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