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誰も調べなかった日本文化史 ちくま文庫
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誰も調べなかった日本文化史 ちくま文庫

パオロ・マッツァリーノ(著者)

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誰も調べなかった日本文化史 ちくま文庫

924

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2014/09/01
JAN 9784480432001

誰も調べなかった日本文化史

¥924

商品レビュー

3.8

15件のお客様レビュー

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2026/06/27

土下座や「先生」の呼称、全裸の扱い、クールビズの歴史など、あまり注目されないであろうものに着目し、分析した一冊。 ユーモラスな語り口ながらも、切れ味鋭い毒舌でちょっと癖になりそうな読み味。 他にも印象的な話はあったが、個人的に印象的だったのは土下座の項。江戸時代の土下座は現在で...

土下座や「先生」の呼称、全裸の扱い、クールビズの歴史など、あまり注目されないであろうものに着目し、分析した一冊。 ユーモラスな語り口ながらも、切れ味鋭い毒舌でちょっと癖になりそうな読み味。 他にも印象的な話はあったが、個人的に印象的だったのは土下座の項。江戸時代の土下座は現在で言うところのうんこ座り(ヤンキー座り)だったらしい。江戸時代の絵図も見ていたはずなのに、まったく意識していなかった。 本文中に登場した、コンビニにたむろしているヤンキーに「おいこら貴様ら、そんなところに土下座してるとジャマだからどきなさい」という警官の事例は想像したら笑ってしまう。 「現在に不満な人は、未来に期待せず、過去を美化して懐かしむのです。歴史の中でもっとも捏造されやすいのは、庶民史と文化史なんです。」 という一文は至言だと思う。

Posted by ブクログ

2026/06/13

イタリア人から見た日本文化の本と思って手に取ったが、パオロ・マッツァリーノはペンネームで、著者は(日本語能力やら国会図書館を多用する調査方法やらから鑑みるに)どう見ても日本人。 調査対象は、土下座、先生、ストリーキング、クールビズ、笑顔が絶えないという表現、命名、東京の牛、牛乳...

イタリア人から見た日本文化の本と思って手に取ったが、パオロ・マッツァリーノはペンネームで、著者は(日本語能力やら国会図書館を多用する調査方法やらから鑑みるに)どう見ても日本人。 調査対象は、土下座、先生、ストリーキング、クールビズ、笑顔が絶えないという表現、命名、東京の牛、牛乳の匂い、新聞の一面広告、亡国論、と幅広い。新聞等の原典を徹底的に洗う学術的な調査手法に感心しながら読んだ。 シャツ、ネクタイ、スーツの組み合わせが、日本の夏にはまったく合わないことは、庶民の感覚として昔から一貫していて、昨今のクールビズのような動きは、明治維新以降繰り返し登場しているそう。(有名な、省エネルックという、半袖スーツもそのひとつ)その中で「開襟シャツ」が一時期世間に広く受け入れられたものの、エアコンの普及により、またネクタイが復活し、と反動を繰り返しながらここまで来ているよう。 歴史の教科書で見るような世間の風景も、当時の人々にとっては歴史の最先端で、人間のやってることは実は今も昔も大して変わらない、という感じだ。特に、新聞の一面広告の章では、(食糧難の)戦時中ですら、痩せる薬の広告が出ているのが意外だった。戦時中なのに太っていると白い目で見られるから、というのが、需要の根っこのようだが、美容ニーズも勿論あるのだろう。 風味豊かな低温長時間殺菌牛乳(63〜65℃で30分以上)を飲んでみたい、と思った。日本で主流の超高温瞬間殺菌牛乳(120〜150℃で1〜3秒)は、風味を犠牲にしたコスト重視の製法なのだそう。

Posted by ブクログ

2024/12/26

あえていうなら歴史社会学の講義。朝日と読売新聞記事を主に調べながら、日本の近現代の庶民史と文化史の捏造を指摘する。 「パオロ・マッツァーリーノの日本史漫談」の文庫化 どうでも良いような話題をギャグっぽく書いているが、そのデータに対する姿勢や、現代に不満を持つ人が過去を美化して懐...

あえていうなら歴史社会学の講義。朝日と読売新聞記事を主に調べながら、日本の近現代の庶民史と文化史の捏造を指摘する。 「パオロ・マッツァーリーノの日本史漫談」の文庫化 どうでも良いような話題をギャグっぽく書いているが、そのデータに対する姿勢や、現代に不満を持つ人が過去を美化して懐かしむなどといった人間の傾向を指摘しているところがものすごい。

Posted by ブクログ

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