商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 山梨日日新聞社 |
発売年月日 | 2014/08/01 |
JAN | 9784897100128 |
- 書籍
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山本美香が伝えたかったこと
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山本美香が伝えたかったこと
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商品レビュー
3.5
4件のお客様レビュー
山本美香さんが歩んできた道、これまでにしてきた取材をまとめてある。 2年前、亡くなった後に1冊の本を読み、たくさんの伝えたいことがある人で、本から多くのことを学べたが心の中で「亡くなったら伝えられないんじゃないか」とも思った部分もあった。 本書を読んで、本でももちろん伝えていくこ...
山本美香さんが歩んできた道、これまでにしてきた取材をまとめてある。 2年前、亡くなった後に1冊の本を読み、たくさんの伝えたいことがある人で、本から多くのことを学べたが心の中で「亡くなったら伝えられないんじゃないか」とも思った部分もあった。 本書を読んで、本でももちろん伝えていくことはできるが、この本を出版した人達、また山本美香さんの心を受け継いで次の世代につなげていく人がいるので、伝えたいことは受け継がれていく、繋がっていくんだということを感じることができた。 生きているときに多くのことを発信して伝えていくことの重要さを学んだ。
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チェック項目3箇所。「兵士になってセルビア人を殺すんだ」――、アルバニア人の少年がつぶやいた、将来の夢は、復讐、避難先のアルバニアで出会った少年ダウド君、わずか13歳だった。東アフリカのウガンダでは、反政府ゲリラに誘拐された子供たちが、最前線に送り込まれていた、子供を狙うのは、大人よりも洗脳しやすく、逃げる可能性も低いからだ。「村に帰ったら、学校に通いたい」、しかしそんな小さな望みすら、なかなか、かなえられない現実がある、『人を殺めた子供は汚れている』と、村が受け入れを拒否することも少なくない、元少年兵たちの行く手には、これからもさまざまな困難が待ち構えている。最初は国民の強い支持を受けたタリバンだが、いつの間にか人々に厳格なイスラム法に基づく政策を押しつけるようになっていた、写真、テレビ、ラジオ、娯楽の禁止、夜には宗教警察が家をチェックして回ることもあった。
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日本はとても良いジャーナリストを喪ってしまったんだなということを、改めて認識した。 2012年8月、取材中シリアで銃撃を受け亡くなったジャーナリスト、山本美香氏の残した報告、写真など、彼女が伝えたかったことの記録。 バクダッド空爆の現場などから、ジャパンプレスの女性がレポートして...
日本はとても良いジャーナリストを喪ってしまったんだなということを、改めて認識した。 2012年8月、取材中シリアで銃撃を受け亡くなったジャーナリスト、山本美香氏の残した報告、写真など、彼女が伝えたかったことの記録。 バクダッド空爆の現場などから、ジャパンプレスの女性がレポートしていたことを覚えている。 彼女は紛争地帯、戦争、そして東日本大震災、その現場にいた。 そして、伝えた。 あとがきで、彼女のパートナーだった佐藤和孝氏は「戦争はジャーナリストによって止めることかできる」という言葉を紹介している。 ジャーナリストは、意見を発する。 マスメディアに露出したり、新聞に記事を書くからといって、それだけでジャーナリストなのでは無い。
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