商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2009/02/01 |
JAN | 9784040664743 |
- 書籍
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死なないぞダイエット NHKためしてガッテン流 最新版
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死なないぞダイエット NHKためしてガッテン流 最新版
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NHKためしてガッテン流 死なないぞダイエット最新版 著者:北折 一 発行:2009年2月6日 発行者:斉藤幸夫 発行所:メディアファクトリー 2007年に別の出版社から出した「死なないぞダイエット」の最新版。著者は本書を書いた時点でNHK科学・環境番組部専任ディレクター。「ためしてガッテン」に95年スタート時から参加し、この時点では演出担当デスク。先日、FBにダイエットのことを書いたら、15年前に発行された本書を発行者から送っていただきました。Sさん、ありがとうございました! 「計るだけダイエット」と名付けられた方法。起床し、トイレに行って、すぐに体重測定。そして、夕食後にも(無理なら寝る前に)。一日のうちで一番体重の軽い時と思い時の2回、毎日、体重測定し、それをエクセルシートに記録していく。上がったり下がったりはするが、長い期間でみると右下がりになっていっていることが一目瞭然となる。それがなによりのご褒美となって、ダイエットが続くというもの。 「測る」でも「量る」でもなく、「計る」にしたのは、簡便さを強調するとともに、体重「計」に親しんでもらいたかったから。加えて、「計略を立てる」の意味も。 ようっし、ダイエットするぞ!という企画倒れに終わる「図るだけダイエット」を何度も経験している身としては、なるほどとも思える。 話はそれるが、100万円で買った株があがり200万円になったとする。もう少し上がると思ったら180万円になってしまった。そうすると、80万円も儲かっているのに、人は20万円損をしたと思ってしまう。経済学的な損得勘定ではなく、心理学的な損得勘定、いや損得感情かも。それを分析する「行動経済学」が今、全盛である。「計るだけダイエット」は、それに少し似ているなあと感じられた。 エクセルシートにつけていくと、それを折れ線グラフで示すことができる。少しずつでも右下がりになっていれば、励みになる。ミニ・リバウンドをしていることが分かれば、取り戻そうと楽しみが増える。ミニ・リバウンドで上がっても、ダイエットを始めた頃から比べたらまだまだ下の位置なので、モチベーションは下がらない(諦めにならない)。このあたりの心理作戦はなるほどと思える。グラフがあるからこそ、明白さが伝わってくる。 なお、エクセルシートは毎日2度つける体重欄に加えて、コメント欄が用意されている。増えた時は言い訳を書く。そうすれば、後から読んでそれを避けようともするし、それをしなければ減ったのにという後悔にもつながる。ダイエットサイトで同じようなことをした経験者としては、これも納得できる。 具体的なダイエット方法は、ほとんど書かれていない。ただ、巷で流行っている「単品ダイエット」の類はきっぱりと否定。激しい運動も同じ。ゆっくり、ぼちぼちしていくことを勧めている。急に痩せると、リバウンドもすぐにしてしまうが、ゆっくり痩せれば戻るとしてもゆっくりだと言う。 1964年生まれの著者は、中年男子として、自らの体を使ってこのダイエットを実践、時にはわざと体重を増やしてまで試している。40代50代のお父さん世代に対して、突然死などを含めた危険性もあるので、肥満を軽んじてはいけないと、本書の前半で厳しく〝お説教〟している。 なお、書かれているURLにアクセスすると、用意されたエクセルシートと、100キロカロリーのカードがダウンロードできる。エクセルシートは、2009年用だと本に書かれているが、日付を見ると毎年更新されているようで、最新版で2016年だった。そこで更新がストップされているが、ダウンロードして、FBなどのリールでよく出てくるエクセルの日付を一斉に書きかえる技を使えば、多分、あっという間に2024年に書きかえられるんだろうなあとも思う。100キロカロリーのカードというのは、これをこれだけ食べると100キロカロリーというカードと、こういう運動をこれだけすれば100キロカロリーを消費できるというカードたち。それを選んで、何を食べ、どんな運動をするかを実行していけばいい。 空腹時こそ、わざと運動。飲み会では、行きたくなくてもトイレに行く。 本人が編み出した裏技も披露している。 今日は、本書をジムで自転車をこぎながら読んだ。おそらく、普段より効果があがったに違いない。
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