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ヤルタからヒロシマへ 終戦と冷戦の覇権争い
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ヤルタからヒロシマへ 終戦と冷戦の覇権争い

マイケル・ドブズ(著者), 三浦元博(訳者)

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ヤルタからヒロシマへ 終戦と冷戦の覇権争い

3,520

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白水社
発売年月日 2013/07/11
JAN 9784560083000

ヤルタからヒロシマへ 終戦と冷戦の覇権争い

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商品レビュー

4

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2019/05/12

第二次大戦の特に戦後処理をめぐる一連の経緯を考えていくと、やはり日本の今後の在り方を真剣に考え直す必要がある。具体的には、憲法9条については改正しなくていけないのではないだろうか?

Posted by ブクログ

2013/11/03

ヤルタ会談は、歴史の教科書では第二次世界大戦後の国際秩序を決めた会議として学んだが、この本ではその実態を余すところなく伝えている。教科書でしかヤルタ密約を知らないと、このギャップに驚くだろう。 大英帝国崩壊寸前のチャーチル、体調を崩し生きることが精一杯のルーズベルト、意気揚々のス...

ヤルタ会談は、歴史の教科書では第二次世界大戦後の国際秩序を決めた会議として学んだが、この本ではその実態を余すところなく伝えている。教科書でしかヤルタ密約を知らないと、このギャップに驚くだろう。 大英帝国崩壊寸前のチャーチル、体調を崩し生きることが精一杯のルーズベルト、意気揚々のスターリンというとり合えわせでは、勝負はやる前から決まっていた。ヤルタという地の利を生かし、スターリンは入念に盗聴器を仕掛け、事前の諜報活動によって万全の準備をしていた。また、大戦での戦死者、ソ連軍800万、米英合わせて80万という不均衡を重く感じ、戦後処理を有利に進めなければならない状況もスターリンを強く後押しした。この半年後には、チャーチルは退陣し、ルーズベルトは死去していたことを考えると、スターリンは絶好のタイミングで物事を動かしたと言える。ソ連に極端に有利に動いたために、原爆を急がなければならなかった米の状況がひしひしと伝わる。登場人物も多く、記述が詳細なため、読むのに骨が折れるが戦争という現実を体験することが出来る本である。 しかし、俺のものは俺のもの、相手のものは取った者勝ちといいう戦争の実態は、今も昔も変わらないと感じさせられる。国とか民族とかの境目が亡くならない限り、この状況は続くのだろうか。

Posted by ブクログ

2013/10/13

ヤルタ会談からルーズベルトの死、ナチスドイツ降伏、 ポツダム会談を経て原爆投下、ソ連参戦までを描く骨太な一冊。 非常に描写が丁寧かつ生き生きとしており読んでいて全く飽きさせない。 特にヤルタ会談の描写では、スターリンやルーズベルトの息遣いが そのまま聞こえてくるようだった。 内容...

ヤルタ会談からルーズベルトの死、ナチスドイツ降伏、 ポツダム会談を経て原爆投下、ソ連参戦までを描く骨太な一冊。 非常に描写が丁寧かつ生き生きとしており読んでいて全く飽きさせない。 特にヤルタ会談の描写では、スターリンやルーズベルトの息遣いが そのまま聞こえてくるようだった。 内容としてもヤルタ会談やポツダム会談の詳細や経緯を知ることができ、 とても勉強になった。 世界は日本を知らなかったが、 日本はそれ以上に世界を知らなさすぎたと感じる。

Posted by ブクログ

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