海の底

有川浩(著者)

• 販売会社／発売会社: KADOKAWA
• 発売年月日: 2005/06/01
• JAN: 9784048669092

商品レビュー

2019/06/02

自衛隊三部作だそうです。図書館戦争以降しか読んだことなかったんだけど、えええいきなりめっちゃしぬやん！ってビビった〜〜しかもかなり痛そうな、本気のスプラッタ…
突然の巨大ザリガニの襲来からのパニック、潜水艦への籠城、地上での攻防、閉鎖空間での小競り合い、政治的忖度と現場との齟齬…などなど盛りだくさんです。
軍事マニアなんだろうなあ、専門用語が息をするように出てくるんだが、ちとシロウトにはついていけないやつある。置き去りにされる感じは嫌いじゃないけど。
あと、有川さんの本読んでると、ものすごい敏腕のキレ者（またはそうなる要素を持つ発展途上の若者）か、どうしようもないバカの2種類しかいないような気がするときがありまして…
まあたぶんキレ者がキレキレだからだと思うんですが…
あ、でもイヤミな少年はちゃんと最後に成長してたから安心した。

うわーここで小さな恋のメロディ？？ってむず痒くなっちゃうのは毎度のことなのですが、ご本人もあとがきで書いてらっしゃったので笑ってしまった。そうですよね、ご本人が書きたいから書く、って姿勢が潔くて好き。そう言われちゃあ何も言えない！あと大風呂敷の土佐人、ってのも同郷の者としてフフって笑ってしまった。たしかに。

女の子キャラが自分の好みではなかったものの、物語の展開はさすがのエンターテイメントっぷりでした。

2018/11/13

自衛隊三部作といわれる「海」編。

横須賀に巨大甲殻類襲来。

逃げまどい、潜水艦「きりしお」に逃げ込んだ、海自幹部実習生の夏木・冬原と子供達12人。

横須賀市街の甲殻類を掃討しようと警察の機動隊が奮闘する。

甲殻類掃討に執念を燃やす警察官僚と機動隊、自衛隊、政府との葛藤と、潜水艦の中での幹部実習生と子供達との衝突を描く、ヒューマンストーリー。

舞台は戦いなのに、人間の面白味が十分に出ているところが有川作品の醍醐味。

2018/10/30

なんだこりゃ
読みはじめて 数ページ後
エビ？ カニ？
いっぱい
大きい？ 小さい？
話がつかめないままに 読み続けて
一気に 完読
有川浩さん
SF大好き 自衛隊大好き 恋愛大好き
全部まとめて 鍋に入れて 美味しく味付けしてくれてます。
何冊も読ませてもらってるけど
やっぱりハッピーエンドだったと思う
女子受けする作家さんだとおもうけど
僕のようなおじさんでも 大好きな作家さんです。