楽園彼岸 蝶の褥 ビーボーイノベルズ

夜光花(著者), 小山田あみ

• 販売会社／発売会社: リブレ出版
• 発売年月日: 2014/08/19
• JAN: 9784799715260

商品レビュー

2024/06/12

追い詰められていく匠や隼人達。
犯人がまさかの驚きの人物で。
大切な人を目の前で亡くしてそこから人格がおかしくなって、と犯人については同情は出来る。
でもここまでになってしまうとやはり。
元から残虐性を持って生まれていたのもあるのではないかと思います。
匠の無くしていた記憶の中に記憶障害を起こしている答えがあり、それを克服するためにはと決意したのは良かったけれどやはり戸惑い、そこで隼人が、は苦しかった。
隼人も脅され利用されていた事も。
自分のせいで、とお互いに自分を責める事もやめ共に生きる事を選べて良かったです。

BL抜きにしても映画に出来るほどの作品だったと思います。

2016/09/27

どんな怨恨かと思いきや、ただのサイコ道楽殺人でしたか…。関係ない人殺しすぎだし…。攻めも両親との不和を仄めかしておいて、殺されるかもしれないの分かってたのに受けの家族の方を犠牲にできるんだ…？

なにより、受けへの執着がじつは罪悪感だったとか…それまで煩わしく思ってたとか…なんでわざわざ萎えるエピソード入れてくるんだろ…(T0T)遡れば、受けも再会するまで攻めのことすでに切り離してたんだよね…って思ったらこの二人、再会しない方が良かったんじゃ…？

2014/09/01

★3・5
事件は解決したけど、やっぱりモヤモヤ残った。後味良くない。あんな大事件があって、表面上は穏やかな日が戻ってもこの出来事が消えるわけじゃないし、一生抱えて生きていくって思うと全然スッキリしないー。犯人は前回の後半辺りから、あの子かなと思ってた通りだった。事件を解決していく過程は面白かったです。