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四人組がいた。
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四人組がいた。

髙村薫(著者)

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四人組がいた。

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2014/08/11
JAN 9784163901022

四人組がいた。

¥1,650

商品レビュー

3.1

37件のお客様レビュー

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2019/12/16

高村薫作、何かの書評で面白い、と読んだので、手に取ったが、イマイチどころか、どこで読むのをやめようか、というものだった。軽いのを書きたかったのか?時間潰しにはなるが、後に何も残らない、元気なジジババの話。

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2019/06/20

あの高村薫さんがユーモア小説を書いたというので、ついつい読んでみた。 市町村合併でお役御免となった元村長以下、元助役、郵便局長、キクエ小母さんのジジババ4人組が、山あいの寒村にある集会所でヒマをかこちつつ、悪だくみを巡らせ、さまざまな事件を引き起こしたり巻き込まれたりする。 ...

あの高村薫さんがユーモア小説を書いたというので、ついつい読んでみた。 市町村合併でお役御免となった元村長以下、元助役、郵便局長、キクエ小母さんのジジババ4人組が、山あいの寒村にある集会所でヒマをかこちつつ、悪だくみを巡らせ、さまざまな事件を引き起こしたり巻き込まれたりする。 高齢社会や限界集落といった日本の地方が抱える問題や、ネット、メディアやアイドル、宗教や金儲けといった現代社会の文化がいかにも著者らしい筆致(特にチョイ役の刑事や僧侶のせりふ回しが堂に入っていたりする)で描かれるのだが、ほどなく超常現象や妖怪のたぐい、毛ものなどが入り乱れて来て、どったんばったん、ぎっちょんがっちゃんといった大騒ぎになってくる。 しかし騒ぎの割にはみんな目は笑っていない感じで、またオチも難解で、なんとも不思議で居心地のよくない小説であった。ユーモア小説? 笑えねえよ! みたいな。 8つの短編にわかれていて(オール讀物に順に発表された)、「危うし!」という一編は気に入った。

Posted by ブクログ

2019/06/14

合田シリーズしか知らない状態でこの本を読み始めたので本当に高村さん?と大変驚きました。山村で郵便局兼集会所に毎日集まって茶飲み話をする元村長、元助役、郵便局長、そしてキクエ小母さんの4人。彼らを軸にお話は進みますが裏の山にいる狸のような四足たちと普通にお話をしたりどこか浮世離れし...

合田シリーズしか知らない状態でこの本を読み始めたので本当に高村さん?と大変驚きました。山村で郵便局兼集会所に毎日集まって茶飲み話をする元村長、元助役、郵便局長、そしてキクエ小母さんの4人。彼らを軸にお話は進みますが裏の山にいる狸のような四足たちと普通にお話をしたりどこか浮世離れしています。でも彼らは実は自在にインターネットを操ったり決して時代に遅れていることはなく、むしろ強烈に現代社会を皮肉ります。高村ファンがこれを受け入れられるかどうか不安なほどですが、私はこのユーモアファンタジーを十分楽しみました。

Posted by ブクログ

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