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西洋活字の歴史 グーテンベルクからウィリアム・モリスへ
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西洋活字の歴史 グーテンベルクからウィリアム・モリスへ

スタン・ナイト(著者), 安形麻理(訳者), 高宮利行

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西洋活字の歴史 グーテンベルクからウィリアム・モリスへ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 慶應義塾大学出版会
発売年月日 2014/03/24
JAN 9784766421118

西洋活字の歴史

¥6,600

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2022/12/06

ウィリアム・モリスが作ったというゴールデン・タイプというフォントを一度見てみたくて。 でも税別6000円の本は一時の興味では買えない…! 専門書を出してくれる出版社と近隣の図書館から取り寄せてくれた近所の図書館に感謝します。 年代別にフォントと制作者の話が出てきて勉強になりまし...

ウィリアム・モリスが作ったというゴールデン・タイプというフォントを一度見てみたくて。 でも税別6000円の本は一時の興味では買えない…! 専門書を出してくれる出版社と近隣の図書館から取り寄せてくれた近所の図書館に感謝します。 年代別にフォントと制作者の話が出てきて勉強になりました。 全く聞いたこと無い人の名前ばかりだけど、フォントデザイナー的にはマストな人たちばかりなんだろうなぁ。 ◇よく聞くゴシック体とは? 19世紀のサン・セリフ体の活字(ハネやしっぽなどの装飾がない字)がゴシックと呼ばれていた。 (ゴシックらしく堅牢な感じ=シンプル文字??) ◇日本の印刷技術は? アジアのような文字数が多い地域は金属加工が大変だから、江戸までは木版印刷が主流。8世紀に最古の木版が韓国で見つかっている。 ■中世の活字  ・ヨハン・グーデンベルク(1400~1468)   金属活字を用いた活版印刷を生み出した人。   1454「教会の贖宥状(免罪符)」「42行聖書」  ・父型と呼ばれる柔らかい金属を彫り、型を取ったもの(母型)を合金で鋳造したもの。   金属活字は専門の職人が作り、活字を用いてバラバラに文を作り、チュースに固定、手作業でインクを塗られ、手引き印刷機で印刷される。   19世紀1884、金属活字の機械彫刻機が発明された。  ・エアハルト・ラトドルト(1447~   1482「ユークリッド幾何学原論」   →ほんのタイトルページをつけたり、イニシャル装飾文字を用いた   →グラフの円図などを印刷する術を発見 ■イタリア・ルネサンス  15、16世紀 イタリック体出現  小さな本のために、目の詰まった書体が増える   ・二コラ・ジャンソン(1420~1480)   ・アルド・マヌーツィオ(1451~)    ■フランス・ルネサンス  ローマン活字出現  パリはヴェネチアに代わり印刷出版の一大センターとなる   ・クロード・ガラモン(1510~1561)   ・ロベール・グランジョン(1513~1590)   ・ロベール・エチュンヌ1世 ■バロック体  カトリックvsプロテスタントの時代  [フランス]   1640:ルーブルに王立印刷局設置   1642:カトリック信仰の提要が出版      ・ジャン・ジャノン(1580~1658)←ガラモンと長く間違われた人   [イギリス]   ・ウィリアム・キャズロン1世(1693~1766)    オランダの活字輸入を不要にするほど優れた人 ■合理主義活字   ・フィルマン・ディド 1791「著作集」   ・ジャンバティスタ・ボドニ(1740~1813) ■19世紀の活字   ・ウィリアム・モリス(1834~1896)    1868~1870「地上の楽園」出版    1891ケルムスコット・プレス社設立    二コラ・シャンソンのゴールデンタイプ

Posted by ブクログ