商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京大学出版会 |
発売年月日 | 2014/03/22 |
JAN | 9784130430524 |
- 書籍
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デザインする思考力
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デザインする思考力
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3.7
10件のお客様レビュー
冒頭の「(我々は)同じことを繰り返し飽きもせず考えるという思考を面倒で、煩わしいと思い始めていないだろうか」編者からの問いかけ。デザインしていく思考力が必要ということで、各専門分野の方の思考の仕方を紹介されているが、一つひとつの専門的なことは難しかったので、ざっと読んだのみ。いつ...
冒頭の「(我々は)同じことを繰り返し飽きもせず考えるという思考を面倒で、煩わしいと思い始めていないだろうか」編者からの問いかけ。デザインしていく思考力が必要ということで、各専門分野の方の思考の仕方を紹介されているが、一つひとつの専門的なことは難しかったので、ざっと読んだのみ。いつか再読を。 対談の後にある編者横山さんの「知とデザイン」というまとめのお陰で少し理解できてありがたかった。 メモ ・科学的データと推論を積み重ねていくとどうしても今までの考え方ではうまくいかない瞬間がある。そこで新たなパラダイムを受け入れる必要があること ・現代社会に起こっている多様な現象に対して、私たちが妥当な判断をするには、原子力科学、生命科学、そして情報科学を扱う世界に対する理解には、サイエンスリテラシーが足りていないこと ・イスラムの世界を自分の尺度でとらえず、イスラム世界が前提としている考も含めて思考する必要があること ・社会のインフラをもっと標準化するとグローバルマーケットが見えてくること ・目的と手段の関係が合理的に成立していても、失敗することがある。その失敗を回避するには、誰かが想定されていない可能性について言い続ける必要があること。 ・デザインというのは、アナリシス(分析)に対して、インテグレーション(統合)の作業。分析には方法論があるが、統合には方法論がない、薬を作るにもデザインの部分が大きい。 この章で印象的だったところ 都市デザインの「ミニプランアプローチ」は、都市全体はもう複雑すぎて設計できない、変革が必要な部分にミニプランをつっこんで、自己調整をしてもらう (村上)日本人であることと、西洋人であることに違い 親鸞や空海のような日本人の自然観によって科学に向かう ・自然界から得られたものからアプローチするのは日本人の得意とする部分 ・必要な能力はどんな分野でもどこかが高ければよい、5つのうち1つでも ・情緒的な作文ではなく、ロジカルライティングを中学くらいからやってほしい
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●自分の能力を試したい=研究を続ける上での最大のドライブ ●個性を受け入れた上で再現性の少ないところに突出した成果を出させる ●戦略は一貫していても、状況により戦術は変えていく。その引出しをどれだけ持っているか
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スマホ時代になり、時間をかけて何度も往復し深く考え抜く思考がなくなってきた。 少子高齢化は、少子化は社会的現象、高齢化は生物学的現象。 ひょうめんてきな現象に注目し場当たり的な解決策しか取れていないのが日本の現状。 ★人の10倍考え、五感で考える思考訓練を繰り返す。 これは?と思...
スマホ時代になり、時間をかけて何度も往復し深く考え抜く思考がなくなってきた。 少子高齢化は、少子化は社会的現象、高齢化は生物学的現象。 ひょうめんてきな現象に注目し場当たり的な解決策しか取れていないのが日本の現状。 ★人の10倍考え、五感で考える思考訓練を繰り返す。 これは?と思った疑問を「そうか!」と思えるまで考え抜く。 日本やアメリカでは宇宙観測装置でどんあんいがんばっても、最終的にデータを取って科学的に分析するところまでしないと論文にならないが、ヨーロッパはそうではない。 すばる望遠鏡に重装備のカメラなどを搭載して、暗黒物質を探るスミレプロジェクトがある。すばるは建設当初必要以上に頑丈に作られ予算もかなりかかり、批判もあったが、それが良かった。 農薬使わないのが自然だという考えもあるが、そもそも田を耕している時点で自然ではない。科学的な発想に切り替えていくべき。医療では遺伝子組み換えはすでに用いられている。もちろんすべてを安全だということはできないが、毛嫌いするのは間違い。 第一次世界大戦については、当時の状況として、数ヶ月くらい戦ってガス抜きでもしようといった空気もあったといわれている。最近の研究では、経済的な問題とか通称外交上の問題は直接の原因ではなかった。当時の欧州人の心理状態に注目しないと原因は見えてこない。 東大は官をコントロールしようとする、慶応は官とは反対のことをしようとする。
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