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神学大全(Ⅱ) 中公クラシックスW76
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神学大全(Ⅱ) 中公クラシックスW76

トマス・アクィナス(著者), 山田晶(訳者)

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神学大全(Ⅱ) 中公クラシックスW76

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2014/07/01
JAN 9784121601490

神学大全(Ⅱ)

¥2,145

商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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2023/12/29

I巻では神の存在論証やそれを通じて第一原因としての神の根本性格が論じられたが、 II巻では我々がいかにして神を認識するのか、神の知、イデア、意志、神の至福などがテーマとなる。ここでも山田氏の注釈は冴えており、「主知主義」といわれる通常のトマス理解が不十分であることが示唆され、トマ...

I巻では神の存在論証やそれを通じて第一原因としての神の根本性格が論じられたが、 II巻では我々がいかにして神を認識するのか、神の知、イデア、意志、神の至福などがテーマとなる。ここでも山田氏の注釈は冴えており、「主知主義」といわれる通常のトマス理解が不十分であることが示唆され、トマスの意志的な要素が随所で指摘される。山田氏はトマス・アクィナス研究の第一人者であるだけでなく、アウグスチヌス研究でも第一級の業績を残しているが、対照的な思想家と捉えらることの多い両者の連続性を強調した山田氏ならではの解釈と言えるだろう。 I巻で論じられたように、神においては存在と本質が同一であり、我々が神を認識する場合に、被造物を認識するように、神の存在から本質を抽象するという方法はとれない。そうではなく、神と合一することで神を見る。それは神の類似性を知性に引き入れ、知性の存在が神からの存在を増し加えられることによって、神と合一するにふさわしい程度に強められるという仕方で実現する。これは知性による神の認識が神の恩恵としての「愛」に依存していることを意味する。 また創造が創造であるためにはそれが神の意志にもとづくものでなければならない。創造を神の知性の働きのみから捉えるならば、プロチノス的な流出論と異ならないものとなる。神のうちにあるイデアは創造の源泉であるが、無数のイデアから或るものを選び、これに存在を与えるのは神の意志なのである。

Posted by ブクログ

2019/03/04

結局、読んでない。全部読む必要を感じなかった。 いや、多分、面白いんだけども。 スピードをあげねば。人生には限りがある!読めるページ数は限られてる!

Posted by ブクログ

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