商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2014/08/01 |
JAN | 9784101181943 |
- 書籍
- 文庫
ローマ亡き後の地中海世界(1)
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ローマ亡き後の地中海世界(1)
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商品レビュー
4.1
27件のお客様レビュー
「ローマ人の物語」が読み終わって、残念に感じていたら、その続きを塩野七生は書いていた。 残念な中世キリスト世界を残虐なイスラム世界が駆逐していく。シチリアを巡る攻防は読みごたえがあったが、狭量なキリスト世界と違い、イスラムの寛容は新たな世界を創っていた。中世のイタリアは目まぐるし...
「ローマ人の物語」が読み終わって、残念に感じていたら、その続きを塩野七生は書いていた。 残念な中世キリスト世界を残虐なイスラム世界が駆逐していく。シチリアを巡る攻防は読みごたえがあったが、狭量なキリスト世界と違い、イスラムの寛容は新たな世界を創っていた。中世のイタリアは目まぐるしく統治者が変わる。明るい陽光ふりそぞぐ地中海世界の血まな臭い歴史は続く。
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ちょっと前に、NHKでヨーロッパ各地の崖上の街を空撮で巡るっていう番組を観てて、どうしてこんな場所に街作ったのかとびっくりしたんですが、その背景の一端が本書で分かりました。 イスラム勢力に押されて、安住の地を求めた結果という説明はかなり説得力がある。どう見ても教会というより要塞な...
ちょっと前に、NHKでヨーロッパ各地の崖上の街を空撮で巡るっていう番組を観てて、どうしてこんな場所に街作ったのかとびっくりしたんですが、その背景の一端が本書で分かりました。 イスラム勢力に押されて、安住の地を求めた結果という説明はかなり説得力がある。どう見ても教会というより要塞な建物群も納得がいきます。
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476年、西ローマ帝国が滅亡し、地中海は群雄割拠の時代へと入った。台頭したのは「右手に剣、左手にコーラン」を掲げ、拉致と略奪を繰り返すサラセン人の海賊たち。その蛮行にキリスト教国は震え上がる。イタリア半島の都市国家はどのように対応したのか、地中海に浮かぶ最大の島シチリアは?
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