世界に通じる危機対応

林春男(編者), 危機対応標準化研究会

• 販売会社／発売会社: 日本規格協会
• 発売年月日: 2014/05/21
• JAN: 9784542701748

商品レビュー

2014/07/03

経験は人間にとって最大の学び。
危機対応とは曖昧な状況で時間的余裕もなく、世間の評価が厳しい中、組織がこの事態を乗り切るために膨大な仕事をこなす事態であること。危機対応には真の意味の専門家がいない。危機対応は多くの人の協力があって、初めて可能になる。

危機管理計画立案の第一ステップは組織が直面するリスクを評価すること。リスクは通常ハザードの発生確率と発生した場合の影響度の大きさによって定義される。リスク評価においてはハザードの発生確率を正確に把握することが大切。しかし発生確率が低くても、発生した場合に組織に対して大きな影響を与えるハザードも存在する。