商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2014/07/30 |
JAN | 9784091862891 |
- コミック
- 小学館
白暮のクロニクル(3)
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白暮のクロニクル(3)
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商品レビュー
4
10件のお客様レビュー
この『白クロ』、羊殺しの謎という大きな話を背後においておきながら、各巻は読み切り的な展開にしていくつもりらしい。 基本、長寿者であるオキナガを管理する厚生労働省のお役人の伏木あかりが主人公だからお役所っぽい話で始まる。今回はオキナガが行方をくらまし寒村に集まっているらしいとい...
この『白クロ』、羊殺しの謎という大きな話を背後においておきながら、各巻は読み切り的な展開にしていくつもりらしい。 基本、長寿者であるオキナガを管理する厚生労働省のお役人の伏木あかりが主人公だからお役所っぽい話で始まる。今回はオキナガが行方をくらまし寒村に集まっているらしいという情報の調査。 オキナガは不老不死、心臓を破壊しないと死なない、日光が苦手、生肉が好き。吸血鬼を念頭においたような設定だと思ったら、吸血鬼のことと言い切ってしまっている。ただ巷に伝わる吸血鬼伝説と同じというわけではなく、血を飲まなきゃ生きていけないわけではないし、十字架やにんにくが苦手なわけでもない。人間の血を吸って種族を増やすわけではなく、瀕死の人間がオキナガの血をもらうとオキナガになることがあるという程度。 もうひとりの主人公、齢88歳だが少年姿のオキナガ雪村塊が知恵を使うので吸血鬼探偵である。昼間外に出られない雪村だから安楽椅子探偵でもある。雪村担当の官吏、ふしぎちゃんこと伏木あかりは足を使う。今回は東京から離れるのでふしぎちゃんの出番が多い。冒頭(これが終盤の場面先取りなのだが)、暗闇で下から懐中電灯の光を当てながら、ぬーと現れる巨漢のふしぎちゃん、キャラが立ってます。
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3巻までまとめ読み。 相変わらずの「ゆうきまさみワールド」というか。 「オキナガ」という特殊な生き物が登場しながらも、いわゆるファンタジーとか怪奇モノっぽくない。 「そういう非現実的なものが普通に存在する日常」が上手く描かれている。 「羊殺し」という大きな筋がちらほらと見え...
3巻までまとめ読み。 相変わらずの「ゆうきまさみワールド」というか。 「オキナガ」という特殊な生き物が登場しながらも、いわゆるファンタジーとか怪奇モノっぽくない。 「そういう非現実的なものが普通に存在する日常」が上手く描かれている。 「羊殺し」という大きな筋がちらほらと見え隠れ。 大きな筋はあるのだが、まだ核心は見えていない。
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「屍鬼」の臭いを漂わせながらも、夜衛管の尽力でことなきを得た・・・のかな?郷愁と寂しさを満足させるために戻ってきただけで、平穏な暮らしを望んでいただけだと思います。どうしても「屍鬼」のイメージに引っ張られたので、不穏な想像してしまったわけです。 導入部だなら、そう思っても仕方ない...
「屍鬼」の臭いを漂わせながらも、夜衛管の尽力でことなきを得た・・・のかな?郷愁と寂しさを満足させるために戻ってきただけで、平穏な暮らしを望んでいただけだと思います。どうしても「屍鬼」のイメージに引っ張られたので、不穏な想像してしまったわけです。 導入部だなら、そう思っても仕方ないですよ。 オキナガの生態や日常を紹介していく流れが続いているような。そこの合間合間に挟まれる本筋に、物語が流れ落ちるのがいつになるのか。
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