商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 双葉社 |
発売年月日 | 2014/07/01 |
JAN | 9784575238693 |
- 書籍
- 書籍
月蝕楽園
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
月蝕楽園
¥1,650
在庫なし
商品レビュー
3.5
22件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
今回はダーク朱川氏でした。。。 でも、仄暗さの中に切なさも満載。。 みつばち心中 →死んで本当に一緒になれるのだろうか。。それとも、それほどまでに好きだったのだろうか。。 噛む金魚 →妻の視点で描かれただけに、本当の原因が彼女サイドだったのか、どうなのか。。。今後、どう暮らしていくのだろう。。 夢見た蜥蜴 →ご主人様の年齢に驚き。彼女はまだ22歳で、一体どうしていくつもりだったのだろう。。 眠れない猿 →悲しい。。違う未来があっただけに。。 孔雀墜落 →一旦、愉快な展開になっただけにラストの救いのなさが一番悲しかった。 物語だと弟の相手にたどりつけそうだけれど 現実は、どうしようも出来ない。。。 最近入学に性別記入欄がなく、差別とは区別とは、と話題になっていたが 仕事こそ別に性別は関係ないよなぁ。。と。 ジェンダーの問題で職につけない、こちらこそ何とかならないだろうか、 内勤に別に体育授業は無いし、私服通勤にすればよいのだし。。 有名人でなく、一般人として生活している人にとっては職の問題が大きいのだと初めて思い知った。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
朱川湊人さん、初読。 いびつな愛のかたち、生のかたちを描いた短編集。 指に欲情しようが爬虫類になりきろうが、その人の性癖を云々せず、そのまま描いている一人称に、なかなか感情移入できなかった。 文体は読みやすいのに、読み進めず… 挫折しそうになったけれど、最後の一編、「孔雀墜落」が一番良かった。
Posted by
短編集 それぞれに違う味つけ。 今の私には「噛む金魚」が特に良かった。主人公の気持ちがよく分かる。会話中の金魚の描写でもしや?と思ったが、やはり哀しい結末。 「眠れない猿」もやはりそういう強い思いにかられたり、囚われたりするものだろうな、と考えさせられた。
Posted by