商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2014/06/01 |
JAN | 9784022511881 |
- 書籍
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偽恋愛小説家
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偽恋愛小説家
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商品レビュー
3.7
31件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
すきだあ! シンデレラモチーフの一話の被害者のものすごくあっさりとした救いのなさに、のっけから大層ショックを受けた。 が、童話解釈のシニカルさ(むしろ痛快)と、ラブコメ的主人公コンビのキャッチーな可愛らしさのバランスがとても良くて、結局なんだか夢のあるせかい。浸る。 「書いているあいだ」の辺り、夢センセてばああ見えてロマンチストである。可愛い。 「それでじゅうぶん」って物凄くわかる……が、それってややもすれば気持ちわるい?イケメン無罪? 2016年に「ホテル・モーリス」を読んで、合わない作家さんぽいと認識していたのだけれど、勿体なかった……。 こんなに素敵な作品があるならもっと早くに読んでいれば良かった。 今回思い切って手に取ってみて良かったー!
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嫌いじゃない。こういうキャラクター。現実に身近にいたら遠巻きにしちゃうけど。 作中作を読んでみたいな。
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「シンデレラの残り香」 彼女を本物と見極めたのは。 確かに視点を変えて見るだけで、彼女たちの本当の姿というのは美しい姫から程遠い存在に見えてしまうかもしれないな。 「眠り姫の目覚め」 自分の身体の中で調理されたのは。 裏で指揮を上手く取っているように見えて、いつの間にかそれは破...
「シンデレラの残り香」 彼女を本物と見極めたのは。 確かに視点を変えて見るだけで、彼女たちの本当の姿というのは美しい姫から程遠い存在に見えてしまうかもしれないな。 「眠り姫の目覚め」 自分の身体の中で調理されたのは。 裏で指揮を上手く取っているように見えて、いつの間にかそれは破綻し別の指揮者へとタクトが渡っていると気付いた時にはもう相手の思う壺なのだろうな。 「人魚姫の泡沫」 過去にラブレターを書いた人は。 言葉で言うのは自由だが、ここまでの期間文字を見ることも無ければ何か疑問に思う事は全く無かったのも不思議な話だな。 「美女は野獣の名を呼ばない」 本物の彼の正体は。 誰もかもを欺き最初から本当の事を知っていた彼は一体何処から情報を得ていたのかも謎なうえ、ここまで本名を隠していた理由も納得し難いな。
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