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教えたくなる名短篇 ちくま文庫
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教えたくなる名短篇 ちくま文庫

アンソロジー(著者), 北村薫(編者), 宮部みゆき(編者)

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教えたくなる名短篇 ちくま文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2014/06/12
JAN 9784480431646

教えたくなる名短篇

¥990

商品レビュー

2.9

16件のお客様レビュー

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2022/10/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

長谷川修「舞踏会の手帖」がすばらしかった。 「あのときが、一番楽しかった」 今が一番楽しいのがいいけれど、そればかり言うのは悲しいけれど、それでも、死ぬ前に思い出す光景があることは幸せなことだとも思う。 映画「海街ダイアリー」で、すずちゃんが死ぬ前に思い出す光景は?と聞かれて 「いっぱいあるよ。いっぱいできた。」 と言うシーンで、いつもボロボロに泣いてしまう。 私は、生きることとは、死ぬ前に思い出す光景が増えて行くことだと思う。 桜並木や、船の上から見る花火。 登山して道に迷ってフラフラになって下山したこと。 微積分をノートにひたすら解き続けた日々。 もしかしたら今日こうやって、本を読んでいる秋の夜のことも。 自分の「舞踏会の手帖」も一緒に捲っていると、ふいにすべてが夜の公園に、舞踏会の闇に消えていく、という幕切は、短編とは思えない濃厚さ。 たった数十ページで一生を体験してしまう。 どうしてこんなことが書けるのか…ものすごい作品を知ってしまった。 自分では決してたどり着けなかったであろう出会いでした。 優れた道案内に感謝。

Posted by ブクログ

2022/08/29

コロナ陽性 発祥して4日目 今日は喉の痛みがマックス。水を飲めないくらい痛い。喉の薬が効いているうちに、よーく噛んで時間をかけて食事をした。食べると痛いけど食欲はある。 発熱も落ち着いたかと思ったら、本日再び38.3°まで上昇。解熱剤を飲んでも37.5を下回らない。熱が高いと...

コロナ陽性 発祥して4日目 今日は喉の痛みがマックス。水を飲めないくらい痛い。喉の薬が効いているうちに、よーく噛んで時間をかけて食事をした。食べると痛いけど食欲はある。 発熱も落ち着いたかと思ったら、本日再び38.3°まで上昇。解熱剤を飲んでも37.5を下回らない。熱が高いと怠くて何にもやる気がしない。 風邪の様に、寝てれば数日で回復に向かうとはいかない様で中々厄介だ。突然重症化する人もいるが、私は絶対大丈夫という根拠のない信念で臨んでいる。 病院から具合確認の電話がきた。メチャクチャ忙しいだろうに病中のサポートまでしてくれて、ホント頭が下がる。医療関係の方々に心からのリスペクトだ。 *********************************** 「教えたくなる名短編」を読了した。北村薫と宮部みゆきが選ぶ短編シリーズは、ちくま文庫から沢山出ていて、少しずつ読んでいる。 短編小説の良いところは何と言っても、短くてすぐ読み終わるところ。他の読書を一時中断して、気分転換に短編小説を読んだりする。 読後に湧きあがった感情が胸に突き刺さって、暫く茫然とすることがある。そんな短編小説に出会えると嬉しくなる。 この本では「焼かれた魚」小熊秀雄作がそうだった。人によって好みがあるので、誰でも感動するかどうかは分からないけど。この小説はわずか9ページの作品だ。 北村薫と宮部みゆきの対談風解説がまた良くて、1作品読むごとに解説を読むのが楽しい。 色んな作家の作品が読めるのも短編集の良いところだが、海外の翻訳物は表現が婉曲的だり重層的だったりして、中々手強いのが多い。

Posted by ブクログ

2022/01/12

映画『舞踏会の手帖』を観たので関連して読んでみたら、他の短篇たちもすごく面白くて得した気分!! 本を閉じて改めてタイトル通り…!と思える1冊。

Posted by ブクログ

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