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ワンダーリング ディアプラス文庫
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ワンダーリング ディアプラス文庫

一穂ミチ(著者), 二宮悦巳

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ワンダーリング ディアプラス文庫

616

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新書館
発売年月日 2014/06/09
JAN 9784403523533

ワンダーリング

¥616

商品レビュー

4

9件のお客様レビュー

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2022/02/06

シリーズ前作より読みやすかった。理由としては題材がルーレットだったからか、前作のスピンオフだったからか。 あっさんこと芦原雪の生い立ちが知れて、憎めない計算高いキャラクター性がもっと好きになった。前作がお兄さんポストだったから、違う一面も見れて満足です。

Posted by ブクログ

2016/07/31

ノーモアベットの曲者社長と頼れる先輩あっさんのスピンオフ。 ノーモアベットはこれのための前哨戦? という感じで今作の方が好みでした。 懐かない猫である雪と、そんな彼に執着にも似た深い愛情をそそぐ藤堂社長。家族との関わりを軸に、螺旋を描くように彼らの想いが長い長い時間をかけて絡み合...

ノーモアベットの曲者社長と頼れる先輩あっさんのスピンオフ。 ノーモアベットはこれのための前哨戦? という感じで今作の方が好みでした。 懐かない猫である雪と、そんな彼に執着にも似た深い愛情をそそぐ藤堂社長。家族との関わりを軸に、螺旋を描くように彼らの想いが長い長い時間をかけて絡み合っていく様にぐっと引き込まれました。 なんというか、off you goに文章のトーンが似てる気がします。 巧みにするすると引き込まれる人間模様とドラマ、行き来する過去と現在。 ただのイチャイチャのエロではなく、感情にぐっと深く迫る描写の深さと濃密さ、魅せるドラマとしてのめり込ませてくれるお話でした。 ノーモアベットと違って今回はあとがきショートストーリーつき。良い意味でサクッと軽い一穂節が楽しい。 一穂さんたちは逸たちも含めてカジノに集う人たちが本当に好きなんだなぁと。

Posted by ブクログ

2015/05/29

猫のように自由で何からも縛られない受と、翻弄されながらもそんな受を好きでいる華僑の攻のお話。受のつかみどころのない、人によっては傲慢にも思える性格を好きか嫌いかで評価が分かれてしまうかも。攻の愛情を半ば疎ましく思いながらも(渋々)受け入れている受。こう書くと嫌なやつにしか思えませ...

猫のように自由で何からも縛られない受と、翻弄されながらもそんな受を好きでいる華僑の攻のお話。受のつかみどころのない、人によっては傲慢にも思える性格を好きか嫌いかで評価が分かれてしまうかも。攻の愛情を半ば疎ましく思いながらも(渋々)受け入れている受。こう書くと嫌なやつにしか思えませんが、魅力的に見えてしまうのが一穂マジック。 可愛がりすぎると毛をたてて威嚇し手から逃れていく、いつになっても慣れない猫を可愛いと思うか否か。猫自身は飼い主を飼い主と思っていないところからもわかるように、何も意識して行動していない。そんなところが猫好きとしては好ましく思うのです。

Posted by ブクログ

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