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「音楽の捧げもの」が生まれた晩 バッハとフリードリヒ大王
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「音楽の捧げもの」が生まれた晩 バッハとフリードリヒ大王

ジェイムズ・R.ゲインズ(著者), 松村哲哉(訳者)

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「音楽の捧げもの」が生まれた晩 バッハとフリードリヒ大王

3,960

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白水社
発売年月日 2014/05/22
JAN 9784560083598

「音楽の捧げもの」が生まれた晩

¥3,960

商品レビュー

4

2件のお客様レビュー

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2017/06/17

久しぶりにバッハ♪ BWV 1079 ♪ 「名曲アルバム」で出会いました「6声のリチェルカーレ」 静かで落ち着きます 主題がつながれていく感じが(^^) こんな曲をBGMに早朝を過ごしてみたいですね この曲が生まれた背景もいろいろありそうで興味がわくなぁ

Posted by ブクログ

2015/04/21

本書の主人公であるバッハとフリードリッヒ大王の半生を、クライマックスである両者の邂逅の晩に向けて交互に配したのは、まるで対位法のようだ。 バッハの方が1世代古いのだが、その違いが敬虔なルター派であるバッハの音楽を(当時としては)時代遅れの古びたものとし、啓蒙主義君主であるフリー...

本書の主人公であるバッハとフリードリッヒ大王の半生を、クライマックスである両者の邂逅の晩に向けて交互に配したのは、まるで対位法のようだ。 バッハの方が1世代古いのだが、その違いが敬虔なルター派であるバッハの音楽を(当時としては)時代遅れの古びたものとし、啓蒙主義君主であるフリードリッヒ大王がバッハに難題を吹っ掛ける契機となる。 その難題に対するバッハの回答が「音楽の捧げもの」であり、ある意味奇跡のような作品なのだが、そこに至る時代背景や両者の歩んできた歴史、その場の緊張関係がこの作品を生んだということなのだろう。 それをつぶさに描いた本書は、西洋の歴史に疎い私にも実感を以って感じ取らせてくれる。(遠景となる宗教改革は「Q」(ルーサー・ブリセット)に詳しい) 米国のジャーナリストである著者のバッハへの敬愛が伝わってくる良書である。

Posted by ブクログ

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