商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 大修館書店 |
発売年月日 | 1988/04/01 |
JAN | 9784469012064 |
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イメージシンボル事典
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商品レビュー
4.1
9件のお客様レビュー
西欧で築きあげられたイメージ・シンボルの伝統を網羅。 自然神話としてのハムレットや、マザーグースの魔術的な点の指摘(ハバードおばさんと犬の関係とか)、など読ませて飽きない Great goddes(三毛の基本は白黒茶であるが 女神の基本は白赤黒である) serpent を読むと...
西欧で築きあげられたイメージ・シンボルの伝統を網羅。 自然神話としてのハムレットや、マザーグースの魔術的な点の指摘(ハバードおばさんと犬の関係とか)、など読ませて飽きない Great goddes(三毛の基本は白黒茶であるが 女神の基本は白赤黒である) serpent を読むと 神話の基本が一応わかる。「白い春」という概念は存在する、というのとソレをやると「西欧コンプレックス乙」と言われる、というのは覚えておいてよい。そんなわけなので青春はない代り朱夏と玄冬が存在するわけだ。 付録にはルーン、ヒエログリフのアルファベット、北欧神話のパンテオン、女神の隣にゼウスが入るギリシャ神話のパンテオン アルスターの英雄の系譜、まで入っていてとても便利。 「llyrはウェールズ語でスィールなんだが」 と嘆いた後でウェールズの項目を引くと、ちょっとがっかりする。 西洋限定なので、難解極まるD・トマスの解説、フロイトの夢判断、は入るが虎に関する東洋の、針との関連だ道を司るだドラゴンスレイヤーだ は一応ない。カマキリに「日本では勇気を表す」がある位。
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どちらかというと物狂いの品に近いものでもある。ものの背後に隠された意味を解説する。西洋絵画を紐解く時に便利。パラパラと捲ると、人間というものは物語を造らずにはいられない生物なのだと。物の隠喩とは非常に複雑な脳機能であると思う。(茂木ならクオリアというのか?)何らかの根拠のあるわけ...
どちらかというと物狂いの品に近いものでもある。ものの背後に隠された意味を解説する。西洋絵画を紐解く時に便利。パラパラと捲ると、人間というものは物語を造らずにはいられない生物なのだと。物の隠喩とは非常に複雑な脳機能であると思う。(茂木ならクオリアというのか?)何らかの根拠のあるわけではなく、しかし一方で強く押し迫って来る。さらに物語は物語を呼び重層化する。 友人から贈り物。思い出の品
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※このレビューにはネタバレを含みます
古書店にて三千円で購入。(定価は八千円) 発行時期は古いが、古典や映画など、古今東西の創作物に仕込まれている隠喩を知るには絶好の副読本。作品の裏にあるものを知りたいという通人は手元に置いておいた方がいい事典。 長門有希の100冊中の一冊。
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