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「ひきこもり」救出マニュアル 理論編 ちくま文庫
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「ひきこもり」救出マニュアル 理論編 ちくま文庫

斎藤環(著者)

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「ひきこもり」救出マニュアル 理論編 ちくま文庫

836

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2014/05/10
JAN 9784480431677

「ひきこもり」救出マニュアル 理論編

¥836

商品レビュー

4

8件のお客様レビュー

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2023/09/02

Q &A方式で答えた一冊。 この方の本を流れで読んで3冊目だったので、既に理解できている箇所も多かった。

Posted by ブクログ

2021/02/18

理論編と謳いながらも様々な事例(想定問答)から考え方、対処法を詳述する。○藤理論をチョロっと引き合いに出しているところが引っかかったが...。一昨年の内閣府の調査では、ひきこもり状態の40~64歳が推計で61万3千人いるという。著者も補足と解説で触れているが、これらの方々が年金受...

理論編と謳いながらも様々な事例(想定問答)から考え方、対処法を詳述する。○藤理論をチョロっと引き合いに出しているところが引っかかったが...。一昨年の内閣府の調査では、ひきこもり状態の40~64歳が推計で61万3千人いるという。著者も補足と解説で触れているが、これらの方々が年金受給年齢に到達したとき(もしくは無年金で生活保護)、社会は寛容でいられるのか...。

Posted by ブクログ

2020/08/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

症状&特性  ・ひきこもりは病気ではない。ひとつの状態像。社会参加をしない状態が6か月以上持続、精神障害が第一の原因とは考えにくいもの。 ・平均的な若者より社会的な関心が高く(投票率の高さなど)活字に親しむ傾向も強い。それを能力として適切に用いること。非常口の確保が大切。 原因:・トラウマがある場合もあるが、治療でトラウマが消失してもひきこもりから離脱できるとはかぎらない。むしろ自分のひきこもり状態を否定しようとして苦しむことが悪循環につながっていく。 ・自己中心的とみなされがちだが、むしろ健全な自己愛を維持している人が多い。ただ、自己愛を支えてくれる他者との出会いが欠けているので不安定になりがち。それでも生きていくためには自己愛にしがみつくしかない。 成熟のイメージ(78): ・社会的な存在としての自分の位置づけについて安定したイメージを獲得し、他者との出会いによって過度に傷つけられない人。成熟の過程は「外傷への免疫の獲得」場数を踏むこと。 治療されるべきか: ・放置しても抜け出せないままになることがきわめて多い。本人も治療や支援を希望していることが多い。 ・ひきこもりシステム 個人-家族-社会が接点を失い、悪循環を生んでいる(85) ・家族の叱咤激励は逆効果。・就労はゴールとしないが、親密な対人関係を複数持つことは推奨。家族以外に対人関係がないことが病理につながっている事例が多いから。 はじめは親の通院: ・本人が初めから参加する例はまれ。まず親がやってみせること・親の覚悟・安心してひきこもれる環境づくり・家族の徹底した再構築。本人だけ治すというのは無理。家族も変化が必要。・通院のことは本人にストレートに話す。本人が動かなくてもひと言誘う。・正攻法で、裏表なく。治療のことも伝える。 うなずくところが非常に多かった。就労をゴールにしないと言い切ってもらったところで、少し肩の力が抜けるというか。過去にそれを目ざして、「激励」「就職先かもしれない会社情報の紹介」など、本書が「逆効果」としていることをたくさんやってきたことを反省。

Posted by ブクログ

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