商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 日本評論社 |
発売年月日 | 2014/04/26 |
JAN | 9784535984073 |
- 書籍
- 書籍
治さなくてよい認知症
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
治さなくてよい認知症
¥1,760
在庫あり
商品レビュー
4.3
4件のお客様レビュー
認知症は治らないでは売れなかったんだろうな。 2014年の作品だが今も色あせないペイシェントセンタードケア というより、対応が全く進化していないのかと残念な気持ちになる。 周辺症状を変えるのは周辺なのだ。 精神科医としての気概が松本俊彦先生にも通じる。
Posted by
認知症治療・介護の基本姿勢が書いてある本です。 この本は、まず高齢者では認知障害は当然起こるものであるという前提にたって書いています。 家族は、親が認知障害をきたしたことに戸惑い、回復して欲しいと強く願うでしょう。 その気持ちから、つい間違いを指摘して、訂正するような口調になって...
認知症治療・介護の基本姿勢が書いてある本です。 この本は、まず高齢者では認知障害は当然起こるものであるという前提にたって書いています。 家族は、親が認知障害をきたしたことに戸惑い、回復して欲しいと強く願うでしょう。 その気持ちから、つい間違いを指摘して、訂正するような口調になってしまいます。 この対応が、さらに認知障害者に混乱を引き起こし精神的な反応を引き起こします。 ひどくなると家族関係がこじれ、障害者が妄想や暴言・暴行などの問題行動を起こす原因となります。 「指摘しない、議論しない、叱らない」ことがケアの基本です。 http://ameblo.jp/nancli/entry-12039430501.html
Posted by
著者は精神科医をオーガニック派とメンタル派に大別し認知症臨床はその谷間という。認知症診療の書物はオーガニック派によるものが多く、著書はメンタル派である。その分、新鮮な書物ではあるが、一般向け書物のようにわかりやすい。しかし認知症診療に従事しようと思う人には基礎的な始まりの著書とな...
著者は精神科医をオーガニック派とメンタル派に大別し認知症臨床はその谷間という。認知症診療の書物はオーガニック派によるものが多く、著書はメンタル派である。その分、新鮮な書物ではあるが、一般向け書物のようにわかりやすい。しかし認知症診療に従事しようと思う人には基礎的な始まりの著書となるだろう。備忘録として、キットウッドの公式を再確認した。キットウッドは認知症症状が5つの要因の重なりで生じるとし、性格(Personality)、生活史(Biography)、身体状態(Health)、神経学的障害(NI)、対人心理(SP)の構成要因を挙げた。最後に治療に関して、まずは非薬物療法というが、著者まず「本人により注目し関心を持つこと」「本人と接する時間を増やし、話をする(あるいは聴く)ことである」と簡潔に述べる。明日からできることである。私はこれにユマニチュードを加えたい。
Posted by