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銭形平次捕物控 傑作選(1) 金色の処女 文春文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2014/05/09 |
| JAN | 9784167901004 |
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銭形平次捕物控 傑作選(1)
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銭形平次捕物控 傑作選(1)
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商品レビュー
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野村胡堂の連作時代小説『銭形平次捕物控傑作選〈1〉金色の処女』を読みました。 野村胡堂の作品は、2年前に読んだ『銭形平次捕物控〈15〉茶碗割り』以来ですね。 -----story------------- 投げ銭でおなじみの岡っ引、江戸の名探偵・銭形平次。 少し間の抜けた子分の...
野村胡堂の連作時代小説『銭形平次捕物控傑作選〈1〉金色の処女』を読みました。 野村胡堂の作品は、2年前に読んだ『銭形平次捕物控〈15〉茶碗割り』以来ですね。 -----story------------- 投げ銭でおなじみの岡っ引、江戸の名探偵・銭形平次。 少し間の抜けた子分のガラッ八を相棒に、難事件を鮮やかに解決。 お上より十手捕縄を預かりながら、善意の下手人は許し、偽善者をやりこめる。 推理と反骨、人情の名作捕物小説シリーズから傑作を厳選。 美しい妻・お静との馴れ初めを描く表題作など八篇とエッセイを収録。 ----------------------- 捕物帳のヒーロー銭形平次捕物控シリーズの傑作8篇に加えエッセイを1篇を収録して2014年(平成26年)に刊行された作品です。 ■金色の処女 ■お珊文身調べ ■南蛮秘法箋 ■名馬罪あり ■平次女難 ■兵粮丸秘聞 ■お藤は解く ■迷子札 ■平次身の上話(エッセイ) ■注釈 ■『銭形平次』誕生の頃 永井龍男 銭形平次が文庫に帰ってくる……投げ銭でおなじみ平次が難事件を鮮やかに解決、、、 子分ガラッ八との軽妙な掛合いも楽しい、人情味溢れる名作時代小説を復刻……8篇収録。 投げ銭でおなじみの銭形平次……「親分、大変だ」と飛び込んでくる子分のガラッ八との軽妙な掛合い、難解なトリックを解く推理力、下手人をむやみに縛らないその人情、、、 今も色褪せぬ魅力を放つ名作を愉しみました……そんな中でもイチバン印象に残ったのは、本シリーズの最初の手柄話で、結婚前のお静の危機を救う『金色の処女』かな。 それ以外では、、、 身投げしたお楽を助けた平次……その後、家に連れ帰ったお楽が殺され、女房のお静の犯行と疑われるが、お楽の身体にあった傷の状態からお静の無罪を証明する等のミステリ趣向が盛りだくさんの『平次女難』、 風呂場での密室殺人、行儀見習の少女お藤が少女探偵役として殺人の容疑者たちの嫌疑を次々と晴らしていく……真犯人は!? ミステリ色が強く愉しめる『お藤は解く』、 子どもの誘拐がテーマで、武家を相手に回して庶民の味方平次親分の心意気を愉しめる『迷子札』、 が印象に残ったかな……相変わらず読みやすくて、サラっと読めちゃいましたね。
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◆ お風呂でミステリ ◆ 第十三回 ・・・ 第十三回 「銭形平次」 ・・・ しばらく続くよ、捕物帖……。 第二段はもちろん 「銭形平次」です。 作者は野村胡堂……。 この頃には“半七”は大ベストセラーでしたから、わが社でもあのようなものを、と頼まれて書き始めたら、それがライフ...
◆ お風呂でミステリ ◆ 第十三回 ・・・ 第十三回 「銭形平次」 ・・・ しばらく続くよ、捕物帖……。 第二段はもちろん 「銭形平次」です。 作者は野村胡堂……。 この頃には“半七”は大ベストセラーでしたから、わが社でもあのようなものを、と頼まれて書き始めたら、それがライフワークになってしまったそうです……。 半七、がそこはかとなく武士の教養を感じさせ、端正なのと比べると、平次は色っぽくて賑やかで庶民的です。 平次自身が水も滴る若くていい男、で美人で焼きもちやきで気の利く恋女房とおっちょこちょいな手下が二人……というスタイルなのですから、まあ、賑やかになるよね。 で、383編書きました。 月に一本としても、30年だよ!? 特に“銭形”は昭和になってからも長いことテレビドラマでやっていたので、一般的には“半七”よりも知名度は高いと思います。 また、大川橋蔵が、はまり役だったんだよねぇ。 もっともいまのひとにとっては、“ルパン三世”の銭形警部、かもしれないけど……。 作者の野村胡堂は“あらえびす”というペンネームで音楽評論もやってました。 この頃は評論家、という仕事がまだ成立していたわけです。 また娘の松田けいこ(彼女の字がでない)は一世を風靡した少女小説家でした。 “すみれ”“しえんの苑”等、探偵依頼で何冊も探したものです。 もちろん、公共図書館の時代劇コーナーには全部揃ってて欲しい……。 383編あるわけですから、当分楽しめますよ(^^) 2017年09月05日
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野村胡堂が"文藝春秋オール讀物號"に発表した捕物帳シリーズ。時代劇で有名な"銭形平次"の原作です。あの時代劇のイメージが強すぎるのか、最初は銭形平次のイメージを掴むのにちょっと難儀しましたが、慣れれば気になりません。内容は予想以上に面白いで...
野村胡堂が"文藝春秋オール讀物號"に発表した捕物帳シリーズ。時代劇で有名な"銭形平次"の原作です。あの時代劇のイメージが強すぎるのか、最初は銭形平次のイメージを掴むのにちょっと難儀しましたが、慣れれば気になりません。内容は予想以上に面白いです。本巻にも収録されている第1作の"金色の処女"が1931年発表なので、80年以上前の作品ですが、今読んでも十分に面白いです。時代小説というよりもミステリです。シャーロック・ホームズ in 江戸って感じでしょうか。
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